土曜の夜のTBS系の新・情報7daysニュースキャスターことNキャス(元ブロードキャスター)が大学時代から続く唯一のテレビ習慣だったのですが、ワクチン礼賛報道が過ぎるなーと思ってたのと、これから書くような状況があったので、最近見なくなってました。
そうしたところにビートたけしがNキャスを降板するとのニュース。
まあたしかに2度見ニュースとか活舌が良くなくて何言ってるかわかんなかったところはありますけど。
でもビートたけしの問題じゃないんですよね。
あえて言いますがワクチン云々は置くとしても番組自体がつまらなくなっていました。明らかに。
前はけっこう政治とか国際情勢にシリアスに踏み込んだ特集があって見ごたえがある回が多かったし、ピーター・ランダース氏がコメンテーターとしてピリッとした知的なコメントを挟んだりしていたんですけど、最近は「いま若者の間で○○が流行」とか、ネットでスタッフが見つけた面白動画の紹介とかの時間が多くて、何か内容が毒にも薬にもならないようなものが増えてたんですよね。
シリアスな報道が充実しているからこそ、たけしの2度見ニュースというB級ネタが多少雰囲気を軽くする効能があったのに、番組全体でB級ネタの割合を増やしてしまったら2度見ニュースも「またB級ネタかよ、もういいよ」となるのは当然のことで。
なので、番組の勢いが落ちているとしたら、ビートたけしには全く責任はなく、ひたすらTBSの力量と覚悟の問題だと思います。
別に権力批判ばっかりしろとは言わない、野党の闇に切り込んだっていい。
でも、しっかり報道は果たそうよ、と思うわけです。
と、暇なおっさんの愚痴話でした。