発売(2009年12月)からは13年、購入(2017年1月)からは4年間積んでましたが、最近再開してみました『ファイナルファンタジーXⅢ』。
ここから明確に微妙になり始めたFFシリーズと言われていますが(FF10-2が凋落の始まりという説には強く同意したい)、それでも、なかなか面白いですよ?との声もあったので、とりあえずやってみるかと。
序盤の「ノラ」(レジスタンスみたいな連中)のやり取りが、セリフ回しがアレすぎて聴いてられないレベルなので、そこは Youtube で別ゲームの実況聴きながらゲームは無音で進めました。
スーパーファミコン以来の「右腕」「左腕」がある部位別タイプのボスを倒して、ようやく前回止まったところから先に進みました。
戦闘はオプティマシステムが始まってから少し楽しくなったけど、プレー感覚としては、大雑把な作戦だけを先にメンバー全員に指示して、急場には個別にコマンド入力で対策するという点で、スーパーファミコンの『ザ・ラストバトル』(1994年・テイチク)に案外似ていることに気づきました。
ストーリーは、ようやく理解してきました。
何かキャラ同士のやり取りが常にちぐはぐで、先に声優さんの演技だけ録音して後でシナリオを修正しながら組み合わせたのかな?と思ってしまうところがありますが。
まあ終盤で解ける謎もあるだろうということで、そこはとりあえずいいか。
マップが、よく言われる通りほんとに一本道なんですね…。
自由にフィールドを動き回れるRPGというより、筋書きに沿って物語を体験するアドベンチャーゲームという感じがします。
ボーダムの街(パージ前)は、粗い画質でもいいから動き回りたかったなあ…。
ビルジ湖(辺境の、凍てついた湖)も長いフィールド探索の末にたどり着いたならロマンもあったと思うんですけど、何かいきなり落とされてくるから秘境感はないですね。
このあたり、壮大な世界を描きたい構想はあっただろうけど、時間が足りなかったのか、それらが組み合わさっていない感じがけっこうあります。
学生のRPGツクールだったらそれで仕方ないと思うわけですが、FFなんで、そこはしっかりしてほしかった。
まあ、コツは掴んできたので何とかもう少し進めてみるかな。