みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

続 初恋物語 修学旅行

『続  初恋物語  修学旅行』のオリジナル版はPC-FX(プレイステーションとセガサターンに押されて目立ちませんでしたがスーパーファミコンの後継を争った次世代機の一つです)で1997年6月6日発売です。

プレイステーション版(1998年3月26日発売)は、コレクター魂を発揮して数年前に通販で購入してました。ただ、どうにも自分に合わない難度だったので一度遊んでバッドエンドを迎えた以降はほとんど遊んでないです。

 

ク〇ゲーではないと思うんですけど、ある意味で『センチメンタルグラフティ』すらもはるかに上回る奇ゲーなんですよね。マイナーだから知られてないけど。

その奇ゲー具合に耐えられるかどうかで評価が分かれる気がする。

 

小学生編・中学生編・高校生編・大学生編があるという大ボリュームで、いずれも、修学旅行中に目当てのヒロインと仲良くなって最終日に告白することが最終目標です。

ただ、最終日に告白して成就するためにはステータス上げと好感度上げが必要です。

ここで曲者になるのがステータス上げです。

普通に「学習(勉強)」「運動」コマンドがあるのですが、これを修学旅行中に行うという謎なシステムになっています。

 

とりあえずDISC1の小学生編を開始。この手のゲームで小学生編というのはなかなかレアです。

時代ごとに目当てのヒロインを選べるのですが、小学生ながらに教育実習生(女子大生)を狙ってみることにしました。

もし告白が成就したら逆に教育実習生の側がまずいことになるような気がしますが、そこはこの時代のゲームなので割と寛容です。

 

さて、目当てのヒロインを落とすためには小学生とは言えステータス上げが必須です。

バス移動中も漫然とバスに乗って移動していてはだめで、運動なり学習なりしなければステータスが伸びていきません。

したがって移動のバス中で運動コマンドを実行。

 

 

教育実習生から応援してもらいました。このほかにも「運動神経抜群ね!」というような褒め言葉もあります。バスの中で筋トレでもしているのかわかりませんが…。

こんな感じで、バスの中であろうが旅館の消灯後であろうが、小学生なのに1時間おきにコマンドを実行し、深夜まで運動したり、勉強したりしてステータスを上げて行くことになります。

普通のときメモ風学園ギャルゲーの「ステータス上げシステム」を、修学旅行というテーマに無理やり押し込めたためにこういうことになるんですね。

 

 

さらに衝撃だったのがとあるコマンド。

下の画像、実行できるコマンド一覧の中に、小学生の修学旅行にしてはおかしな選択肢が入っているのがおわかりでしょうか。

 

 

画像に登場しているのはこの手のゲームでは定番の幼馴染です(時代とともに大人びていくようです)が、彼女からだけ修学旅行中に「借金」ができます。

お金の用途ですが、目当てのヒロインに貢いで歓心を買ったりするためのアイテム購入に用います。

目当ての教育実習生にプレゼントを貢ぐため、借金を幼馴染の女の子に申し込む男子小学生。

これ結局、借りたらどんなリスクがあるのかわからなかったんで、借りませんでした。

 

バスの中でのステータス上げと言い、借金と言い、なんかいろいろなことがチグハグです。それに加えて行動の選択肢が広すぎる上にイベント発生条件のヒントも乏しいので、難しいです。

小学生編だからと言って全く手加減なく、高難度なゲームです。

 

「小学生編は行動の選択肢が少なく、借金コマンドを使えない代わりに難易度が低い」とか、ゲームとしての工夫があれば良かったんでしょうけど。

遊び込めば良さが見えてくるのかもしれないけど、このチグハグさと高難度の前に挫折しました。

個人的にやっぱり「借金」コマンドの存在が微妙なんですよね。

『センチメンタルグラフティ』もお金の概念はありますが、高校生が旅先で日雇いバイトして稼ぐってことでまだ前向き感があるんですけど、自分で稼げない小学生が「借金」は何か違う気がする。ゲームと言えども。

ただ、シュールとリアルが混在したカオスな世界感を体感してみたい方は一度試してみるのもいいかもしれません。