みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

達人伝 9万里を風に乗り

今さらながら『達人伝』を最新31巻まで一気に(電子書籍で購入して)通しで読みました。

 

 

まあ面白いっちゃ面白いですけど、三国志をテーマにした『蒼天航路』と比べると、春秋戦国時代という、主だったスターがほぼ不在の時代をテーマにしている点でちょっと地味かなあと思います。

『蒼天航路』はいろいろと超人的な曹操が主人公でしたけど、『達人伝』の主人公たちはけっこう一般人寄りですからね(戦場で存在感を消す不思議な力でいつも生き残るけど)。

『達人伝』のほうが現実的なのかもしれないけど、やっぱり漫画なので超人的なヒーローの活躍を見たいというのはある。

その意味では敵将軍の白起(はくき)は、『蒼天航路』の馬超の清冽さに若い時代の曹操の苛烈さを加えたような名キャラでしたけど、途中で…というのが残念でした。どうせ史実にこだわらないならもっと活躍させても良かったのに。

あと、この作品での始皇帝(第1巻ではまだ生まれてすらいない)は、後にいかにも焚書坑儒(思想弾圧)しそうなク〇ガキ感と、いかにも天下統一しそうな末恐ろしい大物感を併せ持っていて、白起の次に好きなキャラです。