80年代コロコロコミックの人気漫画、「のんきくん」。
最近、電子書籍化されてたみたいなので購入しました。
小学生向けの漫画なので、今読んでも笑えるってことはないですが、でも果てしないまでにマイペースな、のんびり屋の一家に癒される気がします。
バブル時代の金満な風潮へのアンチテーゼがつるセコの「つるピカハゲ丸」だとすると、現代社会のあくせくした風潮に対するアンチテーゼが「のんきくん」かもしれません。
いま日本は、あくせくしているのは昭和以上ですが、笑いのネタにできないくらい貧困化した(あるいは貧困が表面化した)ので、「つるピカハゲ丸」よりは「のんきくん」のほうが時代に映えるかもしれませんね。