1989年のファミコンソフト、『スクウェアのトム・ソーヤ』。
音楽担当の植松伸夫氏をはじめ、初期のファイナルファンタジーを創ったスタッフが多く関わっている異色のRPGです。
原作『トム・ソーヤ―の冒険』を読んだこのタイミングで遊んでみようかと。
舞台はセントピーターズバーグ(原作の舞台となる架空の町)を始めとするミズーリ州の町、ミシシッピ川、そして広大な森。
敵を倒す+回復で主人公パーティーが強くなっていくので、経験を稼いで少しずつ遠くまで足を延ばしていく。あまり遠くまで行くと信じられないくらい敵が強くなるので、少しずつ少しずつという感じです。
ちょっと強くなったらちょっと遠くまで、もっと強くなったらもっと遠くまで、というRPGの素朴な面白さ。いつも書いていることですが、グラフィックやボイスだけは立派な、今の和製RPGが失ったものがあるような気がします。
かなり歯応えのある難度ですが、攻略本またはRTA動画や攻略動画を見れば何とかなるかもしれません(攻略情報がないと、かなり厳しいかも)。