『ゲームの歴史』が、事実誤認が多すぎると批判を受けて炎上、販売停止だそうです。
「歴史」と銘打つ以上は、ある程度の基礎研究や文献収集は必須なんですよね。
現代史でもある関係上、業界人へのインタビューも必要でしょうし。
批判相次ぐ書籍「ゲームの歴史」、オンラインストアから姿を消す Amazon、紀伊国屋書店などで - ITmedia NEWS
執筆者2名とも、生粋のゲーム業界の人じゃないみたいだし。
ゲームの歴史はゲーム好きじゃないとさすがに書けないんじゃないかな…。
もう一つ言えば、対象がきわめて巨大なので、
1.ファミコン以前(~1983)
2.ファミコン黎明期(1983~1986)
(1985年に「スーパーマリオブラザーズ」大ヒット)
3.ファミコン全盛期(1986~1989)
(1986年「ドラゴンクエスト」、1988年「ドラゴンクエストⅢ」等で、ファミコンが家庭に一気に普及)
4.スーパーファミコン初期(1990~1992)
5.スーパーファミコン黄金期(1994~1996)
(この頃、プレイステーションとセガサターンがスタート)
6.プレイステーション・セガサターン時代(1997~1999)
7.プレイステーション2時代(2000~2005)
(この頃、FFⅪを中心にオンラインゲームが家庭用にも広まる)
8.プレイステーション3の商業的失敗、ニンテンドーDS・PSPを中心に軽量化・多様化の時代(2006~2010)
9.スマホゲーム・ソーシャルゲームの勃興と隆盛(2011~現在)
僕が編集委員なら(なれませんが)、最低でもこの9時代くらいに区分するかな。
各時代で最も売れてた家庭用ゲーム機を中心に軸組みして、そこに他の競合ハードやアーケードやパソコンも追加していく形で。
一冊ごとハードカバーで5000円くらいで発刊したりして(何の話なのか)。