プレイステーション時代(つまり90年代)のギャルゲーは大体把握してるつもりだったんですが、これはゲームアーカイブスで配信されているのに知らなかったので購入してみました、『まぼろし月夜』。
PS版はナグザットから1999年9月23日発売のゲームです。
タイトルと発売日からして秋が舞台なのかな?と思ったら、6月~真夏の物語です。
これからの季節には合うかも。
テキスト読み進め型のアドベンチャーゲームで、選択肢で分岐します。
テキストの内容は、こういうゲームによくあるサボり&俺サマ系主人公で、気障なところを我慢できれば、文章はしっかり練られています。
読んでいて幼稚さを感じるところはない。
それなのにイマイチ売れなかった理由は…、すぐわかりました。
絵柄が独特。
キャラデザインのアクが強いんですよね。
個人的にはギリギリ我慢できなくもないけど、髪型が独特過ぎる幼馴染女子と、ショートカットではなくもはや角刈りに見える同級生女子(いずれもメインヒロイン格)は、登場頻度が高いので、ここで受け付けなくなると結構厳しいかも(これは今いろいろ言われているルッキズムではなく、あくまでゲームなので絵柄は大事)。
それに加えてもう一人のメインヒロイン格が強気なメガネっ娘属性という、けっこう攻めたラインナップです。
内容的には、先が気になる良い物語という雰囲気なので、空いた時間にやっていこうかなと思います。