みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

ドラゴンクエストⅥ その13

ドラゴンクエストⅥにおいて、加入時期が遅い&さも凄い剣士かのように加入する割には微妙性能なのでバカにされがちなテリーですが、これはゲームバランスの調整が失敗してるからです。

 

①助っ人戦士のアモスを加入させない(モンストルを飛ばして先に進める)

②バトルマスターやパラディンなどノーコストで強力な攻撃技を持つ職業を選ばない(特にハッサン)

この条件下だと、テリーが輝きます。

まあ、テリー加入までが、ベリーハードくらいの難度にはなりますが…。

素早さと腕力を兼ね備えた前衛タイプ、加入時には既にバトルマスターになっている、そして「雷鳴の剣」を駆使したノーコストの全体雷攻撃。

それまでの細々とした戦い方から、夢のような戦力アップです。

というか、本来はこうなるべきだったんでしょうね。

しかし、職業システムを楽しんでもらうために各職業を強化した。強化したら簡単すぎて手応えが落ちたので敵も強化した。バランスをとるためにか、アモスという助っ人を用意した。アモスがいるとテリーの有難みがかなり落ちます。しかもそこそこ難しいゲームなので、テリー加入までにパーティーを十分強化してから進むプレイヤーが多いはず。

結果テリーは別の仲間の加入条件、つまり通過点にしかならず「引換券」扱いとなった。

テリーの弱さは開発の迷走の現れ。

ただ、あえて主人公らを弱めなままで進めれば、初めてその有難みがわかります。

雨の日のドラクエ雑談でした。