みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

ボヴァリー夫人 その2(新潮文庫版)

近年出た新潮文庫の『ボヴァリー夫人』と同じですが、訳者が異なる講談社文庫の『ボヴァリイ夫人』。

原版はフローベールの、これも19世紀前半の小説です。

 

新潮文庫版よりも若干ながら訳が分かりやすい気がする。実質2周目だからそう思うのかもしれませんが。

分かりやすいというのは、現代に近いのではなく、少し古めかしいからですね。訳は1973年のものだそうです。

時代劇を4K画質で、メイクの切れ目が見える感じで見るのではなく昭和っぽい低画質で見るほうが味があるのと似ているというか、そんな感じ。