ちょっと前にAmazonで買って遊んでみてます、『永遠のフィレーナ』。
TIM(徳間書店インターメディア)製のソフト。
インターメディアと言うだけあって、オリジナルは当時のファンタジー小説だそうです。
1995年のスーパーファミコンソフト…もうプレイステーションやセガサターンが発売されていて、SFCとしては晩期のソフトです。
FF6・DQ6以降が晩期(何となく)、という分類ですけどね。隠れた名作・佳作が多い時期と言われますが、これもそういうソフトの一つ。
ストーリーとしては、クレチア(この世界での奴隷・被差別身分)として身を隠した王女フィレーナが、祖国を滅ぼした帝国を倒すために、男装して、バトラー(闘士)として旅立つというものです。
お伴は、バトラーにあてがわれた同じく奴隷身分である「妻」のリラ。
フィレーナとリラのちょっと怪しい主従関係を基軸に、あとは様々に入れ替わるその時々の仲間とともに旅は進みます。
リラがけっこう面倒くさい性格してるのですが、戦闘では「ドラクエⅣ」で言えばフィレーナがライアン、リラがホイミンの役回り。リラはナイフや槍での攻撃もそこそこ強いので、性格はともかくお伴としては満点です。
バトルはそんなにきつくはない。補給アイテムが安いので、割と簡単に感じるかもしれません。
いまレベル21で、たぶん序盤終わりかけだと思います。
ファイナルファンタジーⅤを意識した出来になっていて、ジョブシステムとかはないですが、マップの表現や彩色の雰囲気とかはけっこう似てます。
室内の調度とかけっこう丁寧に作ってあるので、十分に、ファンタジー世界を旅してる気分にはなれますね。
フィレーナは海の王国の出身なのですが、帝国人民はクレチアのまとった潮の匂いも海も嫌悪してるってあたりが設定細かくていいなあと思いました。