一回挫折して、今日もう一回読んでみました、トマス・ピンチョンの『逆光』。
しかしやっぱり難解だった。
- 作者: トマスピンチョン,Thomas Pynchon,木原善彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/09
- メディア: 単行本
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そもそも上巻ですらも一日で読み切れる内容じゃないんですよね。読書の達人っぽい人でもけっこうかかるようなので。
けっきょく、ネットにあったあらすじを読みながらの飛ばし読みしかできませんでした。
内容としては19世紀末から20世紀初頭ころのアメリカをはじめ世界を舞台にしたオトナの冒険活劇ってところなんですかね…。登場人物が多く、しかも一つ一つのエピソードにまるで脈絡がない上、ジョイス並みに難解な表現が多いのです。
最初のシーンが、ラピュタ等にも登場するスチームパンク的な気球船(表紙も気球船ですね)であることはわかりましたけど、その後は目まぐるしすぎてよくわかりませんでした。
読書力に自信のある人なら読めるかも。僕はまだ無理でした。