法科大学院の信用をガタンと落とした青柳元・教授。
そんな教授のメイン教科書『憲法』。発売の年に事件発覚となるわけですが。まだ持ってました。
古本で900円くらいで買ったけど勿体ないから読むかな…と思って読んでみたのですが、内容はさすがに司法試験委員まで務めた教授が書いたもので、そう馬鹿にしたものでもないなと思いました(偉そう)。
特に流行りの学説?に対するちょっと批判的なところとか、ルサンチマンを感じないでもないけど、けっこう正論言ってると思うんですね。そういう意味ではためになります。
著者はもう業界に帰ってこられないだろうし、帰ってくるべきでもないけど、本は良いので(教訓とともに)次代に引き継がれていくといいなと思いますね。