出先からの帰り道、道端に置いてある謎の紙袋。
中には毛布。何かくるんであるかは不明。
一度通り過ぎるも、何となく気になる。
夜道、誰も取りに来る気配なし。
大きな病院のすぐ近くに置いてあるけど、まさか捨て…いやいや、でも、しかし…と思い迷った末に近くの交番に電話したら「一応落とし物なら持ってきてください」とのこと。
一応写真だけ撮ってから、持ち上げて交番へ。
意外と軽い。
「あ、たぶんそんな大仰なものじゃないな」という安堵と、わずかながっかりをかかえつつ交番へ。
毛布の中には赤い爪切り1つだけ。
警官「たぶんホームレスのとかじゃないですかねー」
なるほど、暖かくなってきたから脱皮する如く毛布を捨てた、と…。
怖いわ!と内心でどこぞのホームレスに毒づきつつ、捨て〇とかじゃなくて良かったと思いつつ交番を出る。
そんな日でした。