みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

Это-фэйк а не я

この曲を見つけたのは5、6年くらい前です。

ロシア語だし何歌ってるかわかんないけど良い曲じゃん、と思って公式動画探してみたんですけど、ついに見つからないまま記事を書くタイミングも逸してしまってですね…。

他の曲はちらほら公式動画あるのですよ。

この曲が一番いいのに公式がない。

 

前置きが長くなりましたが、久々に見つけたので(相変わらず公式動画ないけど)リンクを張ってみます。

 

ZLATA ‐ Это-фэйк а не я

https://www.youtube.com/watch?v=6QwxpNX8_A4

 

タイトル英訳はGoogle翻訳だと「This is a fake and not me」だそうです。

 

 

桃太郎伝説 その3(クリア)

何とかクリアしました。

終盤はなかなか辛かった。攻略サイトなしだと無理でしたね。

他のサイトとかでも有名ですが、ヨミの塔もひどいし(基本逃走しないとクリア不可能)、敵キャラ「いんねび」は輪をかけてひどいですね。極力逃げようとしてるのに2、3回くらい負けた。

 

前回記事

桃太郎伝説 その2(なーほー ざ ワールド!!) - みちのく砂丘Ⅱ

 

まあでも、小学生の頃は、親か、最強パスワードの裏技(一文字「ふ」だけ)に頼らないとクリア不可能だったところ、ちゃんとクリアできて良かったです。

小学生の頃の未練を30年越しくらいで晴らせたのは良かった。

 

でも、考えてみれば30年前のゲームを普通に遊べるってのもすごいことですね。

前にクリアした「デュアルオーブ」もそうですが、一つ一つ製作した人たちの、楽しんでほしいって思いが込められてるところがあると思うわけです。

そういう意味で、レトロゲームは前時代の遺産としてもっと保存していってほしいと思います。

 

年末の遠出

年末は、仕事の用事で少し遠出したのでした。けっして、年末年始じゃないといけない場所ではないのですが、年末年始でもない普通の土日にはなかなか行く気にならない場所というか。

前の記事の『カササギ殺人事件』読んだのも、もっぱら電車の中。

普通は新幹線使って行く地域ですが、あえての鈍行の旅(新幹線混むので)。

 

ただ、乗り換えがすさまじく不便だった。

宿泊地まで電車で行けば10分、でも歩くと1,2時間の駅。

電車の待ち時間も1時間30分(乗り換えのシビアさを知らずに特急乗り過ごした私が悪いのですが、それにしても…)。

じゃあ、どうせなら歩くかー、と思って外に出ると、この、あられ。

 

f:id:sakyuutarou:20190103014346j:plain

 

とても傘無しで歩いていける状況じゃない上にコンビニも近くに見えない。

しょうがないのでがらーんとした待ち合いで『カササギ殺人事件』を読み切ったのでした。

 

カササギ殺人事件

あけましておめでとうございます。

 

年末はこれ読んでました。書店に「ミステリ4冠」という大々的な触れ込みで平積みされていた、アンソニーホロヴィッツの『カササギ殺人事件』。

上下巻です。 

感想としては、4冠と言うだけはある。

ネタバレは絶対見ないほうが良いですね。ネットで検索もしないほうがいい。

本当のミステリ好きならこの記事の以下の文章も読まないで(露骨なネタバレはしませんが)、いきなり買うのが良いと思いますね(ステマ)。

 

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)

 

 

上巻の導入部で明らかですが、1950年代、英国の田舎村で起こる殺人事件の謎を、残り寿命わずかな名探偵が追う…という推理小説が、作中作となっています。その小説を読んだ現代の人物を主人公にした一種のメタ・ミステリが下巻。

 

どちらかというと作中作のほうが好きです。正統派のミステリ。

真相の鍵となる一番の鍵の部分、たしかに「?」というのはあったのです。ほとんどの読者にちょっと「?」がよぎるはず。これがシンプルな短編だったなら、その伏線、そして真相に気づく人も多かったかもしれない。

でも、それ以上に大きな「??」や「???」レベルの伏線が大量にあるので、その「?」を絶対に見落としてしまうんですね。

だからラストで、「言われてみれば、たしかに何か不思議には思ったけどー」という感じがすると思います。

そこはメタでもなんでもなく本当に正統派。

見事ですね。 

 

桃太郎伝説 その2(なーほー ざ ワールド!!)

このゲーム、各地のお地蔵さまから、ありがたい冒険のヒントを聞くことができます。

でもたまに、こんな意味のないセリフを発するお地蔵さまも。

「なーほー ざ ワールド!!」と聞いてわかる人はアラサー以上でしょうね。

当時の人気番組「なるほど!ザ・ワールド」が元ネタです。

 

f:id:sakyuutarou:20181230103437j:plain

 

この他にも、当時のテレビのお笑い番組とかプロ野球ネタ・アイドルネタが満載です。

 

これ遊んでて思い出すのは、1987年ころは、テレビ番組があらゆる娯楽の中心だったなあ、ってことです。

今や娯楽の中心はネットに移り、人気Youtuberがスマホゲームの実況からのし上がってきたりしてますが。

あの頃、テレビはお茶の間(当時は「リビング」っていうのも結構カッコ良い言い方)にしかなくて子供部屋にテレビはダメって家庭も多かった気がする。うちはそうでした。

 

結果、これも多くの家で、お父さんが帰宅した後はテレビはニュースとプロ野球、それ終わってからはバラエティ番組になるわけですね。これを変えることは許されない感じ。チャンネル争いで叱られたりすることもある。

友達の家に遊びに行った時も、みんなでファミコン遊ぶのは午後5時くらいまででしたね。

ファミコン遊んでる間、その家のお母さんがお菓子やジュースを出してくれたりして(兼業主婦が珍しくはない時代でしたが、今よりは共稼ぎは少なかったと思います)。

5時過ぎるとその家のお父さんが帰ってきてファミコン使えなくなるし、それぞれの門限もあるので暗くなる前に帰りなさいっていう暗黙のルールがあった気がする(今思えば、5時は夕食の支度する時間帯なので、親同士でもお互いの家庭に迷惑をかけないための暗黙のルールだったかもしれない…)。

 

だから、当時の世相史を読んだりすると「ファミコンが子供たち中心に大流行!」とかが書いてあって、たしかにそうだったのですが、全体で見ると娯楽としては脇役だったと思います。

基本はテレビ。

だからこそ、親と一緒にテレビ番組、火曜は「なるほど!ザ・ワールド」なんかを見てるであろう小学生向けのギャグが光るわけですね。

 

「桃太郎伝説」は、今の子供がいきなり遊んでもきっと退屈なんじゃないかと思う。ゲーム自体は難しいですからね。

逆に、80年代後半、テレビ黄金時代(ついでにバブル景気で豪勢な番組が多かった気がする)の感覚を覚えてる人なら楽しめると思います。

 

桃太郎伝説

桃太郎伝説

 

 

前回記事

桃太郎伝説 - みちのく砂丘Ⅱ