みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

軽減税率とかいう

税率アップはまあ仕方ないと思うのですよ。

民主党政権末期も10%やむなしみたいな感じだったし。

 

ただ軽減税率とかいうク〇ややこしい制度を考えた馬鹿な政治家だか官僚だかは、本当に一回…、まあ、イートインのあるコンビニの店員とか軽減税率対象商品とそうじゃない商品の入り混じったスーパーの店員でもさせたらいいと思うんですよ。もちろんレジに張り付いて他の店員やお客様に説明して回る担当。説明ベタでクレーマーに殴られようが不平不満は一切言いません、という条件付きで。

あるいは軽減税率に対応しきれなかったシステム担当者の代わりに謝罪して回る役でもいいですけど。

 

大きなトラブル無しとか言う大本営発表

新聞だけは8%ですよね。だから新聞屋は割とトーン弱めですよね。

今回の件でトーン弱めた新聞社は全部潰れて路頭に迷えと思います。

今日は愚痴っぽいですが。

 

ニセ学生マニュアル 死闘編

浅羽通明氏が各大学の講義に潜り込んで、面白い講義を紹介する『ニセ学生マニュアル』の第3弾にして最終作、『ニセ学生マニュアル 死闘編』。

1990年10月発売です。

本作は、浅羽氏の著作(全部は読んでませんが)において、おそらくは、けっこう大きな転機になっているような気がします。

元祖『ニセ学生マニュアル』に感化された真面目なガリ勉学生を「知のオタク」としてむしろ突き放すような内容になっています。ものすごく要約すれば、「難しいことを勉強してるから偉い、みたいに錯覚するなよ」ってことですね。

その後の『大学で何を学ぶか』に通ずるものがあります。

 

 

この本、当時の世相に対する風刺も多分に含まれてるので復刻してほしいなあとは思いますが、〇波大のとある教授に関する説明文だけは改訂が必要でしょうね…。

一部白塗りしてどんなことが書いてあるか引用すると

 

「結局、何も起こらなかった〇〇〇〇〇〇『〇〇〇〇』(〇〇〇〇)〇〇を訳した人。その勇気よりもお話自体は凡庸で退屈な大長編、しかも問題の個所がなぜそんなにヤバいのかはイスラム学の相当の専門家でなければわからないという代物(中略)。現代思想特講ではブルガリア文化を扱い、演習ではウィトゲンシュタインフレーゲ記号論理学を用いてプラトンの原典講読をやり、大正大では古代中世の哲学史をオリエント、イスラムを交えつつ語る。(中略)アラブに関して何ら手を汚していない日本は、石油などいらないとつっぱり、秋篠宮夫妻の新婚旅行を兼ねた平和の船を出せ、私が指導教授・参謀総長として学生を率いて乗り込む、と豪語する講演を〇波大でぶち上げバカうけしたとか」

 

これ同年代以上で平成事件史とかに興味ある人なら、大体わかりますよね。

この『ニセ学生マニュアル 死闘編』が出たのは1990年、当時はたしかに何もなかったんでしょうね。でも、この後…。

本当に怖いですね。

 

事件の話ばっかりが後世の人間の印象に残りがちなので、このように生前の学者としての人柄や学問の内容がしっかり記録されているのは貴重だと思います。

 

WAR OF THE WORLDS (宇宙戦争)

禁断の多数決の新曲です。9月20日配信。

女性メンバーは5年ほど前(尾苗愛さん、とか)から総入れ替え、男性メンバーは多分ほぼそのままですかね。

 

禁断の多数決 ‐ WAR OF THE WORLDS (宇宙戦争)

(公式動画)


禁断の多数決 - WAR OF THE WORLDS (宇宙戦争)

 

ここ2,3年くらい、あまりピンとくる新曲がなかったり、新MVがあがってもホラー混じりだったり、吹雪の夜道を撮影しただけの動画をアップするとかして意味不明だったりして、これはもう終わったのかなと思ってましたが、見事に2013年ころの全盛期(?)を彷彿とさせる曲とMVで来ましたね。

 

間奏のラップは TWICE の LIKEY のラップのパ〇リ…もといオマージュでしょうね。

 

やや人生にくたびれた感じの男性メンバー、「オタサーの姫」的な雰囲気の美人を揃えた女性メンバーに、シャレにならない年代の少女をMVに起用することで生じる若干の狂気とそれを中和する(?)むさいオッサンを取り合わせて、ちょっと下手めなアイドルっぽい歌で味付けしたのが、いかにも「禁断の多数決」だなと。

KOALAのTシャツ着て宇宙のオーラを集めてそうなポーズとってる人が素朴な感じのかわいさで、一番印象に残りました。