MY LITTLE LOVER の「未来ボリビア」という曲は、2001年のアルバム「Topics」収録のアルバム曲です。
マイナーなのでファン以外は知らないんじゃないかな。
My Little Lover ‐ 未来ボリビア
(公式動画)
前にもどこかで書いたんですが、いちファンとして、「Topics」はちょっと悲しかったんですよ。全盛期が過ぎたのが如実に分かったから。
「evergreen」1995年 オリコン最高1位
「PRESENTS」1998年 オリコン最高2位
「NEW ADVENTURE」1998年 オリコン最高1位
という、デビューから名曲ぞろいの三連作の後に、「WATERS」という実験的なアルバムを挟んで、満を持しての2001年、久々の第4作フルアルバムだったのです。
しかし、売り上げが10万枚に届かなかった。
売り上げが低かっただけではなくて、ファンが聞いても楽曲の魅力が薄くなっていた。
それまでのアルバムでは、アルバム曲とは言えリピートしたくなる曲がけっこうあったのに、本作ではほとんど覚えてません。他の人もそうだったんじゃないかな。
ちなみに、AKKOの夫でありMY LITTLE LOVER の作曲家である小林武史氏は後に不倫騒動を起こすわけですが、その相手である一青窈(ひとと・よう)の「もらい泣き」がヒットするのが翌年の2002年。小林武史氏の熱意が薄れていた…?とも思ってしまうわけですが。
まあ、単純に小林武史氏の楽曲の特徴が時代に合わなくなっていたのかもしれません。
ともかく、その中で、唯一憶えてたアルバム曲がこの「未来ボリビア」。
ハッキリ言って、全盛期の綺羅星のような楽曲群と比べるとインパクトが不足しているところはあると思います。それでも、リズミカルで楽しげな曲調と、中身よりも語感重視な歌詞が、ちょっと全盛期を想起させるところがあった。