みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

ジ エンド オブ ザ ワールド

「ズッコケ三人組」シリーズで有名な那須正幹先生の、短編集です。

電子書籍でも購入可能になっていました。

 

 

「ズッコケ三人組」のイメージで読むと、けっこう面食らうかもしれません。

全体的にダークだったり鬱展開で後味が悪いストーリーが多いです。

児童文学家としての那須正幹先生ではない、ダークサイドが前面に出ています。

鬱なストーリーが好きな方もいると思うので、そういう方にはお薦めです。

 

唯一そこまで後味が悪くもないのが、私の世代では教科書にも掲載されていた「まぼろしの町」。これは懐かしかった。

今読むと、そういえばドラクエにもこういう話があったなあ…。当時は気づかなかったけど、元ネタはこれだったのかも、と思いました。