みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

River City Girls

これもちょっと遊んでみたかったので Steam セールに乗じて購入してみました。

ファミコン時代のテクノスジャパン社の人気シリーズ「くにおくん」の名作『ダウンタウン熱血物語』をアメリカンな感じ(というか海外製作)で、かつ女性コンビを主人公にしてリメイク(?)した『River City Girls』。

 

字幕は日本語対応なので問題なく遊べます。

この画面。どう見ても「くにおくん」の世界観ですよね。今の時代に合わせたポップ風と言うか、再現以上のものになっていて素晴らしい。

あと本家「くにおくん」では、女性キャラは原則的に戦闘に参加しなかったのですが(例外はあり)、今回はむしろ女性陣が普通に戦ってます。さすがの男女平等。

 

 

ステージ内に壊せるギミックや隠しアイテムがあったり、ファミコン時代のゲームっぽさをしっかりリスペクトしているのも好感が持てます。

唯一、日本の学校の内装ってこんな感じじゃないよ!とは思いますが、それはそれで、日本人の考える中世ヨーロッパみたいなものであろうということで。

 

LOW(ALLMO$T)

ALLMO$T はフィリピンのヒップホップグループだそうです。

2024年3月22日配信。

 

ALLMO$T ‐ LOW

(公式動画)


www.youtube.com

 

普通のアイスクリームとかでもキッチンカーで販売してるとやけに美味しそうに見えることありますね。

今日も某所で子どもさんが親御さんにせがんでました。

 

最終ひかり号の女

西村京太郎のトラベルミステリー短編集『最終ひかり号の女』も読みました。

4作品、いずれもスピーディーな展開ですが、旅情は長編のほうがありますね。

 

しかし十津川警部の周囲の人々も巻き込まれ率が高いというか、名探偵コナンや金田一少年の事件簿と、いい勝負な気がします。

 

阿蘇殺人ルート

特に旅行に行くこともない連休でして、まあ小説だけでも旅行情緒を…という感じで読んでみました、西村京太郎『阿蘇殺人ルート』。1989年の作品だそうです。

表紙絵がもう昭和な感じですが、こういうのも好きです。

 

 

最初から何となく犯人候補は分かっていて、鉄壁のアリバイをいかにして崩すか、十津川警部と亀井刑事の名コンビが九州を駆け巡ります。

昭和~平成初期のトラベルミステリーはやっぱり良い。

今なら手元のスマホ検索で一発でバレるようなアリバイトリックでも、時刻表を読んで実際に電車に乗って、その地の旅館に宿泊などしつつも、いろいろな人と出会って…トラベルミステリーの醍醐味ですね。

 

FINAL FANTASY Ⅻ THE ZODIAC AGE

Steam が連休中セールのこともあってちょっとハマってます。

ペルソナ5ロイヤルは、流石に私の古めノートPCでは起動できませんでした…(いつか買い替えたりしたときにでも)。

FF12もある、久々に遊びたいなあと思ったので、この「FINAL FANTASY Ⅻ THE ZODIAC AGE」も購入してみたところ…、ムービーが停まりまくって音ズレしますが何とか起動だけはできました。

例によってコンフィグで画質を限界までに落として、さらに、画面効果(影とかぼやかしとか)を全部オフにしたところ、バトル面では何とか普通に動くようになりました。

めんどいのが移動面で、マップ移動するたびにかなりの時間を読み込みますし、特にラバナスタ市街のような人が多いマップでは人を読み込む都合上か、2分くらいかかります。

 

まあでも、私は元々レトロゲーマーですし、昔々のパソコンゲームではローディングと、ローディング後に画面にいちいち描画するのを待っていた時代があったわけで(フロッピーの時代ですね)、その時代を思えば…。ローディング中は電子書籍の小説を読んで時間潰してます。

FF12はストーリー面での評価は低いですけど(途中まで担当していた『タクティクスオウガ』の松野氏が降板した影響か、終盤になって急にやっつけな感じの展開になる)、敵を倒して稼いでパーティーを強化していくという、RPGとしての楽しさはしっかり備えた名作だと思うんですよね。

PS2のオリジナル版(2006年)遊んだ時もストーリーそっちのけでモブ(強いモンスター)狩りしてたような気がします。

 

最大のネックは主人公(?)ヴァンと、幼馴染ヒロイン、パンネロの声優ですね。

 

 

パンネロはギリギリ許容できるとしても、「オイヨイヨ!」(飛び降りろ!)で有名なヴァンは相変わらず聴いてて恥ずかしくなるクオリティです。教育テレビならこの演技でもいいのかもしれませんが。

2006年から18年経過したので、少し寛容さを身につけた今ならいけるかと思って始めましたけど、ダメでした(笑)。前にも書きましたが、ヴァンとパンネロ以外は全員プロ声優なので、余計に目立つ。

いや声優って難しいし、予算だってある会社なんだからプロに頼めばいいのに、と思うんですよね。ジブリといい、なぜ日本のクリエイターはここ一番の作品の主役で素人に声優をさせたがるのか。

 

ただ、Steam版の長所として、音声を英語に切り替えられます(字幕やシステムは日本語のままなのでプレーには影響なし)。

英語音声だと、ヴァンとパンネロの演技はいずれも自然です。むしろ洋画っぽくて、ちょうど良い。さすが北米というか、コネとか無しでしっかり良い声優さんを起用してますね。

 

近世のトルコ(コンスタンティノープル・イスタンブール)あたりをモデルにしたのかと思われる中近東風の世界に、飛空艇や空中ビジョンなどの優れた科学技術を合わせた世界観は素晴らしい。

ファイナルファンタジーの名にふさわしい名作だと思うんですけどね。あまり一般的な人気はないみたいです。スクウェア・エニックスが苦戦してるらしいですけど、初心に戻ってリメイクしてくれないかなあと思いますね。