みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

FINAL FANTASY Ⅻ THE ZODIAC AGE

Steam が連休中セールのこともあってちょっとハマってます。

ペルソナ5ロイヤルは、流石に私の古めノートPCでは起動できませんでした…(いつか買い替えたりしたときにでも)。

FF12もある、久々に遊びたいなあと思ったので、この「FINAL FANTASY Ⅻ THE ZODIAC AGE」も購入してみたところ…、ムービーが停まりまくって音ズレしますが何とか起動だけはできました。

例によってコンフィグで画質を限界までに落として、さらに、画面効果(影とかぼやかしとか)を全部オフにしたところ、バトル面では何とか普通に動くようになりました。

めんどいのが移動面で、マップ移動するたびにかなりの時間を読み込みますし、特にラバナスタ市街のような人が多いマップでは人を読み込む都合上か、2分くらいかかります。

 

まあでも、私は元々レトロゲーマーですし、昔々のパソコンゲームではローディングと、ローディング後に画面にいちいち描画するのを待っていた時代があったわけで(フロッピーの時代ですね)、その時代を思えば…。ローディング中は電子書籍の小説を読んで時間潰してます。

FF12はストーリー面での評価は低いですけど(途中まで担当していた『タクティクスオウガ』の松野氏が降板した影響か、終盤になって急にやっつけな感じの展開になる)、敵を倒して稼いでパーティーを強化していくという、RPGとしての楽しさはしっかり備えた名作だと思うんですよね。

PS2のオリジナル版(2006年)遊んだ時もストーリーそっちのけでモブ(強いモンスター)狩りしてたような気がします。

 

最大のネックは主人公(?)ヴァンと、幼馴染ヒロイン、パンネロの声優ですね。

 

 

パンネロはギリギリ許容できるとしても、「オイヨイヨ!」(飛び降りろ!)で有名なヴァンは相変わらず聴いてて恥ずかしくなるクオリティです。教育テレビならこの演技でもいいのかもしれませんが。

2006年から18年経過したので、少し寛容さを身につけた今ならいけるかと思って始めましたけど、ダメでした(笑)。前にも書きましたが、ヴァンとパンネロ以外は全員プロ声優なので、余計に目立つ。

いや声優って難しいし、予算だってある会社なんだからプロに頼めばいいのに、と思うんですよね。ジブリといい、なぜ日本のクリエイターはここ一番の作品の主役で素人に声優をさせたがるのか。

 

ただ、Steam版の長所として、音声を英語に切り替えられます(字幕やシステムは日本語のままなのでプレーには影響なし)。

英語音声だと、ヴァンとパンネロの演技はいずれも自然です。むしろ洋画っぽくて、ちょうど良い。さすが北米というか、コネとか無しでしっかり良い声優さんを起用してますね。

 

近世のトルコ(コンスタンティノープル・イスタンブール)あたりをモデルにしたのかと思われる中近東風の世界に、飛空艇や空中ビジョンなどの優れた科学技術を合わせた世界観は素晴らしい。

ファイナルファンタジーの名にふさわしい名作だと思うんですけどね。あまり一般的な人気はないみたいです。スクウェア・エニックスが苦戦してるらしいですけど、初心に戻ってリメイクしてくれないかなあと思いますね。