みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

東芝の悲劇

これも昨年読みました。

その前に出ている東芝不祥事の解説本ほどにはリアルタイムのものではないですが、歴史的な経過や歴代社長(特に西室氏・西田氏・佐々木氏)の人物像にも詳しく迫ったドキュメンタリー形式になっています。

 

東芝の悲劇 (幻冬舎文庫)

東芝の悲劇 (幻冬舎文庫)

 

 

取引信用度に与えた影響の大きさで言えばゴー〇(そろそろ勾留期限ですがリークも出なくなったし、どうなんでしょうか)にもひけをとらないというか、遥かに超えてる気もするんですが、どうなんでしょうね。

誰か学者(丸山眞男だったか『失敗の本質』のどこかだったか)が書いてたことですけど、日本人は私利私欲のためじゃなければ、つまり動機さえ正しければ結果が思い切り間違ってても免責してしまう傾向があるってのがありましたけど、そんな感じですかね。

ひどい粉飾は粉飾なんだけど。

 

第二次世界大戦 ヒトラーの戦い

児島襄(こじま・のぼる)氏が1980年前後に執筆した大著『第二次世界大戦ヒトラーの戦い』全15巻です。

今はkindle版が手に入るようです。

道理で古本屋で1巻100円で手に入ったわけだ…(昨年、1巻100円で安売りしてたので買い込んでしまった…)。

 

終盤のほうは単行本がレア物らしくて古本屋にはなく、Amazonでも高価格の巻がありましたけどね。そんなわけで単行本では12巻まで、Amazonにて残りの終盤を文庫本(安い)で揃えたのでした。

でもkindle版あったのならそっちでよかったかなとか…。

まあ暇な出張の時なんかには電池も傷みも気にせず(元々ボロボロの古本なので)持ち歩ける単行本もいいかな。

 

 

堅苦しくない、ドキュメンタリーあるいはノンフィクション小説仕立てです。

ヒトラーは恐ろしい独裁者ではありますが、この本だとちょっと間抜けでおバカさんだったり、軍人としては元々、軍の幹部連中よりも遥かに劣る階級(伍長)だったせいで陰でヒソヒソ馬鹿にされてたり、そういう滑稽味のあるところも描写されてます。

そんな滑稽な人がどうやってここまでの惨禍を招いたのか、ってところが面白さですね。

読破は遠い先ですが(飛ばし読みでもかなりかかる)、いよいよ他国侵略のはじまる第3巻「ポーランド電撃」までは読み進めたので記事にしてみました。

 

狂nos

たまには、キチ〇った感じの動画を。

このチャー研MADは以前から好きです。

 

狂nos【チャー研×音ゲーMAD】

 

特に師範代(ジュラル星人が研を暗殺するために化けている。でも地球の人々の心に触れて…)の台詞がかっこいい。

師範代の話、珍しくマトモなのに、ほんの一瞬かつ、いつものオチで終わるのが「チャージマン研」ですね。