みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

サガフロンティア2 その2(北欧史)

『サガフロンティア2』の物語世界(サンダイル)は南が寒くて西が砂漠なのです。

SFC時代のスタンダードである地球型の星(一周すると戻ってくる)を舞台にした作品ではなくて、地球っぽいですが一地域に限定された世界なので、サンダイルの果てには何があるかはわからないわけです。

 

でも気候条件とかはどうなってるんだろう?と思っていたのですが。

南は寒くて西が砂漠、東の中央から北に王国が集中しているということからすると、たぶん、地中海世界、それをアレンジしてますね。

 

①現実の地中海世界を90度右回転

(つまり南の寒い地域はロシア方面、西の砂漠地帯はエジプト方面)

②現実の北欧(スウェーデン等)と現実のヨーロッパ中心部(フランス等)を合体

③現実の南欧(スペイン等)要素をナの国としてエジプト方面に合体

④現実でいうアルジェリアの方面に未開拓の新大陸(未開のアメリカ)

 

多分こんな感じだろうなと。

王国にフランス等だけではなく北欧の要素があると思うのは、もともと「サガ」という言葉が北欧ノルド語由来であること。

それのみならず、本作の最強武器は「ベオウルフ」であり、デンマークから北欧由来の伝承と同名であること。

 

ウィル・ナイツと並ぶ主人公であるギュスターヴ13世のモデルは織田信長(小さいころはうつけ、長じて冷酷ではあるが開明的な君主となる)と書いてあるサイトがあって、なるほどと思ったのです。

ただ、最近衝動買いした『北欧史・上』(山川出版社。1998年の本の分冊復刊版です)をちょっと読むと、デンマークと戦いスウェーデンの独立に貢献したグスタヴ・ヴァーサ(1496年‐1560年)も入ってるかなと思いました。名前も同じ Gustav だし。

 

 

この後スウェーデンはグスタヴという名前の王が5世くらいまで続いたようです。

 

それまで名前の割に北欧要素が薄かった「サガ」シリーズですが、その意味では『サガフロンティア2』は最も北欧らしさを重視した作品なのかもしれません。