「ときめきメモリアル」のリメイクかあ…。
って、8月に発表されてるので、今さらのネタですが。
1994年(PS版は1996年)のゲームが今遊べるのはとてもいいことだと思いますけど、ただ、映像を新しくしたバージョンは正直微妙そう。
ドット絵だから良かったわけで。そして、あの当時ですらセンス的に微妙だった服装とかも許されたわけで。今のヌルテカした質感のCGには全然合わない気がする。
ただ、同じこと書いてる記事もありましたけど、海外展開を意識してるのかもしれないですね。
欧米にはこのテのゲームってあまり売れないみたいですけど(たぶん、学校文化や、学校生活に対する意識が違い過ぎるからかな)、中国市場・台湾市場あたりをにらんでそうな気がする。
ちなみに、別シリーズですが、このブログでよく取り上げる「メモリーズオフ」は、Steam版全作品が中国語対応してます(ボイスは日本語ですが文字は中国語にできる)。
上の画面は初代ですが、8の次に出た外伝作品では中国からの留学生とか登場してるようなので、中国での展開はかなり意識してるのかなと。
中国・台湾も意外にギャルゲーとかあるんですが、見た感じ、即物的というかシンプルなラブコメっぽいのが多くて、キャラクタも実写のことが多い。日本のそれみたいにアニメ絵で細やかな情感とかを描き込んであるようなのは少ない気がします。同じアジア圏ということで感性が近いのか、日本のこういうゲームにも一定の需要がありそう。
『ときめきメモリアル』自体はもう90年代、特に1996年のPS版で完成されてるゲームという認識なので(特に、当時は音楽担当のコナミ矩形波倶楽部の黄金時代だった)、個人的には今さらリメイクしても、当時の声優さんの新しい演技が聴けるわけでもなし、物寂しさが勝る気がするんですよね(いかにも懐古主義な考え方ですが)。
どうせなら世界展開を目指して、英語や中国語の新ボイスを入れて見てほしいなと思います。それはそれで新鮮な感じがしそうなので。