「レナス 古代機械の記憶」や「レガイア伝説」など、マイナーながらも世界観の優れた良作のシナリオ作家だった柴尾英令さんが逝去されたとのことで。
ずっと前にも同じような記事を書いたかもしれませんがもう一回書きます。
レナス、中学生の時に遊んだけどクリアしてないんですよね。
スーパーファミコンもあることだし、もう一回遊んでみようかなあ…。
「ヴァルキリープロファイル レナス」は名前は似てるけど、全く別物のゲームなので注意です。
パステル調の色遣い、建物の不思議な形、その他ちょっとシュールなセリフ回しで、優れたファンタジー世界が描かれています。
地味に重ね効果で建物の高層感を表現してたり、当時のRPGでは時々あった技法とはいえ、この世界観でそれをやるのはなかなか良い。
敵のデザインも独特です。
何か織田信長とザビエルを足して2で割ったような敵とか…。
このゲームに欠点があるとすれば、戦闘バランスが全体に大味なことです。とりあえず魔法撃って消耗戦で倒す感じで、あまり戦略性はない。
主人公の味方種族も様々で、ラフルヤ族は比較的人間に近い、ゴドム族は硬い殻と角を持っていて防御に強い、セイノール族は翼と、頬に風切りのようなのが生えていて、レラノンやレリスンのような風魔法が得意。
こういう凝った設定の世界観、もう一回見たいですね。