漫画喫茶で久々に通し読みしました。
90年代週刊少年マガジンの長編漫画、「新・コータローまかりとおる! 柔道編」です。
これが連載してる当時、ちょうど高校くらいだったから、同じく高校を舞台にした柔道編はよく覚えてます。

新・コータローまかりとおる!(1) (週刊少年マガジンコミックス)
- 作者: 蛭田達也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/12
- メディア: Kindle版
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「コータローまかりとおる!」本編は長すぎるわけですが(面白いですが)、柔道編は全27巻という程よい分量。
けっこう殺伐とした本編と比べると、純粋な学園ドラマは意外と柔道編のほうかもしれません。
コータローも百太郎も本編ではプロの暗殺者をボコるくらい強いので、柔道にこだわらなければ楽勝できるはずなのです。
でも、あえて柔道というスポーツの範囲内でやるので、普通の柔道部員と互角になってしまったりするところが面白いですね。
こういう長編ものの常で、ラスボスにあたるキャラは普通に強すぎてあまり意外性がないわけです。
むしろ「最凶」第十三柔道部絡みのエピソードが好きだったりする。鮫島・姉がお気に入りキャラです。
絵柄は古いけど、格闘の動きの表現とかは本当に今見てもすごい。