みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

Russian Roulette

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2024年6月6日配信されたばかりの、ポーター・ロビンソンの新曲…ですが、いつもと違ってアニメっぽかったりポップだったりするMVはなく、歌詞もなんかシリアスな感じ(日本語字幕がおススメ)。

 

Porter Robinson ‐ Russian Roulette

(公式動画)


www.youtube.com

 

いつものほわほわした感じではなく、苦悩を叩きつけるような歌詞。

精神的危機を乗り越えて生きるっていう曲なんですかね。

こんな切羽詰まった感じの曲は今までなかったと思うんで、ちょっと心配だけど頑張ってほしい。

 

River City Girls その4(クリア)

クリアしました。

クリアまで大体15時間くらい。

いや面白かった。

 

中盤の戦闘。

この、星のついた棒は、くにおくんシリーズの『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』(1990・テクノスジャパン社)でも登場した棒ですね。同年代のファミコン小僧だった方なら見覚えのある方もいるはず。

 

こういう、原作リスペクトをそこかしこに込めつつ、快適に遊べる工夫が随所に凝らされているのが素晴らしい。

主人公のKYOKOは、蹴り技主体で、カンフー映画っぽい技やダンスを取り入れたような魅せる技が多いです。天然な性格で会話ではボケ役。

もう一人の主人公MISAKOは、拳技が主体で、空手のような直線的で質実剛健な技が多いです。きつめの性格で会話ではツッコミ役。

どちらの主人公も、最初だけやや厳しいゲームバランスですが、後半はお金が余るようになって、回復アイテム(各種フード)を買い放題になるので何とかなります。

 

ボス戦とかで、何とか避けられそうだけどギリギリ避けられなかったりする、このバランスが簡単すぎると手応えがないし、難しすぎると投げ出してしまうのですが、本当に絶妙な調整です。ゲームとしての完成度はとても高い。

 

続編 River City Girls 2 もあるらしいので期待。

 

カロリーナ・マリン(その2) VS 日本勢

前に記事で書いたスペインの女子バドミントン選手、カロリーナ・マリン。

黄金時代は2015~2018あたりで、最近のメジャーなトーナメントでは優勝できてないですけど(パリ五輪の女子シングルス金メダル最有力候補は韓国の An Se young という堅守タイプの選手です)、それでも強いは強いんですよね。

今回はカロリーナ・マリン 対 日本勢。

いずれも世界バドミントン連盟の公式動画です。

 

 

2024 YONEX スイスオープン 準決勝

カロリーナ・マリン 対 宮崎友花(日本・柳井商工高校)

(公式動画)


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宮崎友花選手はパリ五輪代表入りこそしませんでしたが、現役高校生で日本バドミントンの新星ですね。今から既に「美人すぎるバドミントン選手」みたいに持ち上げられるのが目に見えてますけど、高校生にして世界レベルで戦っている稀有な天才なので、マスコミはアイドル扱いしないでアスリートとして敬意を払ってほしいところです。

 

 

2024 YONEX イングランドオープン

カロリーナ・マリン 対 山口茜(日本・再春館製薬所)

(公式動画)


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山口茜選手はパリ五輪代表、現在、世界ランキング女子シングルス5位、日本最強の女子シングルスプレイヤーです。この試合、第1セットが双方とも調子よくて非常に熱い展開で、ついつい見入ってしまった。

 

日本女子勢の戦いぶりも良いですけど、カロリーナ・マリンの、終始淡々とした(ふてぶてしい)ポーカーフェイスが良い。

勝負に臨む際のこういう態度はほんと見習いたい。

 

とある会報記事2024.5

同業者内の会報があるのですが、そこに闘病日記的な記事が掲載されていまして。

 

非常に大変な病状の中で書かれておられるものなのですが、不思議と、辛気臭い雰囲気がない書きぶりなんですよね。

生存率何年何十パーセント、そんな状況の中でも冷静さを失わず、かつ読み手を楽しませようとする軽妙なジョークまで交えてあって(これは本当にすごいことで私が同様の状況でも真似できそうにないです)、生きることに対してエネルギッシュな感じが伝わってきます。

他の読者の方もそうかと思いますが、私も正直申し上げて感動しました。

 

御回復を祈っております。

 

ラブイユーズ

まだ全部読み切ってはいない(というか序盤)ですけど、この光文社古典新訳文庫版『ラブイユーズ』(La Rabouilleuse)は、冒頭に通貨価値に関する説明があります。

 

 

 

 

『ラブイユーズ』の著者、フランスのバルザック(1799‐1850)は19世紀前半、つまりフランス革命(1789)が何やかやあってナポレオンが出てきてワーテルローの戦いを最後に没落して(1815)、みたいな時代に育ち、その後、不倫したり出版事業に失敗して破産したりしつつも成功を収めるみたいな、割と破天荒な人生を過ごした人です。

 

そんなふうに金に苦労した体験からかどうかわかりませんが、没落した貧乏貴族の末裔であるラスティニャックが社交界を目指す『ゴリオ爺さん』(1835)にも、革命とナポレオン戦争による世情の激動に巻き込まれて没落した家族を皮肉を交えて喜劇的に描くこの『ラブイユーズ』(1842)にも、何フランで家財を売り買いした、みたいな記述が盛んに出てくるのです。

 

でも、じゃあ、当時のフランスの1フランは現在の通貨価値でどのくらい?となりますよね。

 

前置きのほうが長くなりましたが『ラブイユーズ』の冒頭には、その記述がしっかり出てきます。訳者の國分俊宏氏(青山学院大学教授)の功績ですね。

ただ翻訳するだけではなくて、現代の日本人にも小説の面白みがより伝わるようにするためのこういう工夫は、とても良いと思います。