土日、ちょっと仕事の用事ついでに実家の近くに立ち寄ってみました。
首都圏の、とあるベッドタウンです。
そのメインストリートがここ。
…ほとんど人がいない。そんなに寒いわけでもないのに、土曜の夜7時30分にしてこれです。
手前に見えるちょっとぐねっとした物体は自転車止めか何かなのかな…。
かつてはこの辺には溢れかえるくらい自転車が止まってた(自分もよくここら辺に止めて買い物に行ってた)んですけどね。
何でこうなったかっていうと、駅前にタワー型マンションができて、その横にさらにスーパーとか有名チェーンの飲食店とか、これまた有名チェーンの喫茶店の複合施設ができたからというのが一つ。この通りは駅から徒歩5分くらいですが完全に客をとられたわけです。
あと、90年代は中高生が多くて賑わってたんですが、年代が経ってみんな(自分もそうですが)進学したり仕事に就いたりして、この街を去っていったからというのも一つでしょうね。仙台とかの地方中核都市みたいに全世代がそこそこいるわけじゃないので、街の多数を占めてたサラリーマン世帯そして核家族が高齢化したら子どもは出ていくわけです。
後者のほうが大きいかな。複合施設もそんなに賑わってたわけじゃないし。
それにしても寂しい風景。ベッドタウンの宿命かもしれないけど。引っ越してきたときにすごく賑やかなところだなあと思った、その頃から20年くらい経ってますからね。
栄枯盛衰ですね。