9月20日発売の新刊です、『金融失策 20年の真実』。
久々に東京行った時に、まあ仙台でも買えるんでしょうが東京らしく経済の本でも買うかなということで買ってみました。
内容は安定の日経クオリティです。
つまり、読み物としてめっちゃ面白いってわけじゃないですけど記述にクセがなく安定してためになるというか。
この本にある通り、我ら小市民はどうしても「投資=ギャンブル」の感覚を免れないですね。資産形成って言われても、当然、減る可能性あるよね?っていう。
バブル崩壊後の平成経済史という感じですが、割と最近の問題で、銀行や金融庁に対する厳しい批判も書かれています。シェアハウス「かぼちゃの馬車」に関してスルガ銀行をべた褒めしてた金融庁長官とか、仮想通貨に関して緩い審査があだになったコインチェック問題とか。
そう言えばコインチェック問題、いろいろその後にニュースあって忘れてました。
大衆は忘れるもので。私もですが。
だからこそ、たまにはこういう本で思い返してみるのは大事ですね。