みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

田代まさしのプリンセスがいっぱい

ある意味では有名な1989年のファミコンソフト「田代まさしのプリンセスがいっぱい」。

プレミア付いてるのかと思ってたのですが、意外とお手頃な値段(2500円くらい)で陳列されていたので購入してみました。

田代まさしのプリンセスがいっぱい

田代まさしのプリンセスがいっぱい

  • エピックソニーレコード
Amazon

 

「田代まさし」と言われて「誰?」となる人の割合のほうが増えてきてるんだろうなと思う昨今ですが。

まあ覗きとか薬物関係で逮捕される大物芸能人の先駆けですよね。

2001年ころに発祥期の2ちゃんねるのオタクっぽい界隈で「田代祭」「田代神」とかでネタにされてたのは、今の「祭」「炎上」(「炎上」も当時はネットスラングだったような)の先駆けだったかもしれません。

氏の名誉のために(?)言っておくと、80年代~90年代初期の全盛期の勢いはすごかったのです。歌手活動からバラエティまで、多才ぶりを発揮していました(こんなゲームになるくらいですので)。

バラエティやコメディに関しては本人自体がドッカンドッカン笑いを取るような人ではなかった感じですが、「志村けんのだいじょうぶだぁ」という番組で志村けんと組ませたときの相性が良かったようで、ボケとツッコミの概念もまだ関西限定だった時代だったと思いますが、今でいうツッコミ役として輝いてたようです(「ようです」というのは「志村けんのだいじょうぶだぁ」の放映当時は、親が視聴させない方針だったので見られなかったためです)。

 

さておき、ゲームのほうはどうかというところですが。

…意外と面白い。

どうせ1989年のファミコンのゲーム、さらに芸能人が素材のゲームなんて難易度調整が適当で、すごく操作性が悪かったり難しかったりするんでしょ、と懐疑的だったわけですが、遊び始めてみると、元々アクションゲームがそんな得意ではない私でもそこそこの手ごたえをもって遊べます。

パッケージにヨーヨーが小さく映っており、その通りヨーヨーを使って敵を倒していく正統派なジャンプアクションですが、簡単すぎず、難しすぎず。

多少の試行錯誤はありましたが4ステージ(ロックマン風に選べます)のうち1ステージは何とかクリアできました。

意外と良いゲームじゃないか(偉そう)、というところですが、けっこう難しいステージもあるので、もうちょっと遊んでみようかなと思います。