中盤まで進めてみて、イマイチなところもあるけどなかなか良いリメイクじゃないか(偉そう)と思うようになりました『聖剣伝説2 SECRET of MANA』。
前の記事でも書きましたが、ゲームバランスが易しめになっていて、そんなに強化を考えなくても先にサクサク進める感じが良いです。
主人公ランディに関してはマタンゴ王国らへんまでこのほぼ初期に近い装備で進めてみましたが、何とかなった。
敵味方ともに、防御力以上に回避率が重要になってくるゲームなので、低レベルで回避率が上がっていないときに敵の強いエリアに進むとあっさりボコられます。
何となく原作よりクリティカルヒットが出やすくなっている気がするので、溜めて必殺攻撃をするよりも(必殺攻撃はLv2くらいまでで充分かな)、魔法「クイック」で回避率&命中率を上げてクリティカル狙いのほうが良いような気がする。
ちなみに、なぜランディをこんな初期装備で進めているかというと、原作を遊んだ当時からのこだわりとして、ランディの「バンダナ」の次の頭防具が「ヘッドギア」だからです。
このゲーム発売当時が1993年、あの大事件が起きる前の年ですが、当時すでにオ〇ム真〇教が社会問題になっていて、その道具の一つがヘッドギアだったからですね。当時もヘッドギアは何か嫌で装備しなかったんですけど、スタッフわかってて入れたのかなあ。まあ偶然だろうけど。
他にも、これは敢えてでしょうけど、魔法の力で急激に栄えたリゾート地(氷原の中の温暖な町)にバブリーな金持ちが先を争って家を建ててるというイベントがあるのです。
温暖な町はほかにもあるわけで何の意味もないんですが、氷原の中の温暖なんて贅沢じゃないかということでその土地に買うのが最高のステータスになってる、みたいな感じ。もっとも、一瞬で廃れて無人の町になるんですが。
1993年ですからね。バブル崩壊・平成不況の始まり。当時は何とも思いませんでしたが、これバブルの土地狂騒曲みたいなのを皮肉ったイベントなんだなあと少し思いました。