みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

シャダムクルセイダー 遥かなる王国

3DSのバーチャルコンソールで遊べるゲームギアの1992年のRPG、『シャダムクルセイダー 遥かなる王国』。

かなり終盤まで進めました。

 

 

セガのゲームギア自体が渋い(今の若い人は知らないと思いますが、ゲームボーイと同時代に発売されていたセガの携帯ゲーム機です)わけですが、「アラビアン・ナイト」風の中世中東ファンタジーというさらに渋いジャンルです。

通貨の単位は「ディナール」ってところが正にアラビアン。

ゲームバランスはやや厳しめな気もしますが、マイナーゲームでもしっかり攻略サイトってあるもので、それを見ればそこそこ簡単に進められます。

 

ただゲームとしては…。

全く面白くないわけじゃないですけど、何か単調と言えば単調なテンポで進みます。

主人公のパーティー編成が固定で、ドラクエⅢで例えれば、戦士3人と賢者1人みたいな組み合わせになるわけです。つまり4人パーティーのうちで魔法が使えるのは一人だけ。

なので、戦闘では、一人が回復役に回りつつ、あと3人でひたすら物理で殴る、と言う展開になりがち…というかそれ以外の戦略的展開がありません。

だから戦闘も「おっ」と思う場面(意外に良かったり悪かったりする場面)が少なく淡々と進める感じになります。

食べられなくはないけど、超薄味。という感覚。

 

まー、あの当時、任天堂のゲームボーイが主流の中で、セガのゲームギアはけっこうレアでしたからね…(同じクラスに一人いるかいないか)。でも、白黒のゲームボーイとは違ってカラーでRPGが遊べるってのはうらやましい感じもあった。

でも、改めてこういうゲームを遊んでみると、(ゲームギアユーザーだった人には悪いけど)ああやっぱり当時はゲームボーイで正解だったのかな、とも思いますね(笑)。