みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

回想のブライズヘッド その3

ようやく上巻読み終わりました。

 

前回記事

回想のブライズヘッド その2 - みちのく砂丘Ⅱ

 

回想のブライズヘッド〈上〉 (岩波文庫)

回想のブライズヘッド〈上〉 (岩波文庫)

 

 

上巻では戦前期のオクスフォード大学を舞台に、貴族の息子セバスチアンと、主人公ライダーの親交が描かれるわけですが、その遊びぶりは自由奔放で、ライダーが「アルカディア」と表現するまさにそのような暮らしです。

 

上巻の終盤で起きる事件がそのアルカディアを崩していくきっかけになります。セバスチアンとライダーはあるトラブルに巻き込まれて、教師や弁護士に助けられてしまうわけです(警察からの身柄解放のために教師や弁護士が活躍した)。

つまり、それまでは馬鹿にして遠ざけていた大人社会の「権威」に、逆に助けられてしまうわけですね。

もともと貴族の出ではないライダーにとっては何ということもないことなのですが、これが子ども心を前面に押し出して天衣無縫に生きてきたセバスチアンにとっては決定的な出来事になる。世間に反発するかのようにアルコールにおぼれ、下巻での放浪と破滅のきっかけになっていきます。

 

滅びゆく英国貴族文化を描いた小説ですが、下巻ももう一度読みます。

 

 

全然話違うけど、ネットでブック〇フの宣伝で、本をパラパラと速読してる人いますよね。

もっと味わって読めばいいのに、勿体ない気がするんだけど。

あれじゃ行間は読めてないだろうなと思いますね。

 

 

Night Highway

遊んだことはないけど、良い曲だと思いました。

 

「スノボキッズプラス」 「Night Highway」

https://www.youtube.com/watch?v=BbkoNaOvWp8

 

 

スノボキッズプラス

スノボキッズプラス

 

 

Amazonのやけに安い(しかも、そのストアを高評価している人が少ない)商品には要注意ですね。

普通に入手しようとすると2000円くらいはかかるのかな…。

 

 

三毛猫ホームズの四季

久々に赤川次郎の小説読みました、『三毛猫ホームズの四季』。

ブック〇フで108円。

下の新装版じゃなくてカッパノベルズ版ですけどね。

1990年の初版本だった。

 

三毛猫ホームズの四季 (角川文庫)

三毛猫ホームズの四季 (角川文庫)

 

 

推理小説としてはイマイチってもんじゃないけど(最終盤で明らかになる事実が多すぎる、一般人心理からは説明のつかないトンデモ展開)、でもサスペンス&コメディのバランスは絶妙で、エンターテインメントとしては一級だと思います。

時代が時代ということもあって、全体的に流れるバブリーな雰囲気が好きですね。

 

やんごとなき

できれば2019年じゃなくて2021年にしてほしかったなあ…。

年月の計算が面倒で…。

 

不謹慎だけどSはプラス25で計算すればよかったから楽でしたね。

まあ今回は5とか10とかのキリは良くないけど偶数と奇数を合わせてくれただけでも有情というべきか。

 

何でもないですけど。

 

 

ウイイレ2018

PS3版を買いました。

マスターリーグで遊んでます。 

 

 

新作ウイイレを買うのは4年ぶりくらいで、しかも携帯機じゃないのを買ったのは10年ぶりくらいですね。

いろいろ進化してるな…。

操作感覚が良い意味でだいぶファジーになっていて、同じようなパスでも通ったり通らなかったりするランダム性があるのは良いですね。3DS版だと絶対通るとか絶対通らないというのが遊びなれてくるとわかるので。

 

ゲームバランスも、僅差で勝てたり勝てなかったりでちょうどいいと思います。

 

不満点があるのは、まあ予算規模の違いだと思いますがチーム名がほとんど実名じゃないことですね。とくに有名チーム。レアルマドリードがMDホワイトなのは何か気が抜けるなあ…。バルセロナは何とか実名ライセンスとってますが対戦相手がそんなんだと気が抜けますね。

 

基本実名のほうが好きなので(特にマスターリーグの場合は世界観に埋没できるというか)、マスターリーグは全部実名でチーム数も多いフランスのリーグアンを選びました。

監督になって(試合中はもちろん選手を操作できる)チームを強くしていくわけですが、ボルドーを選びました。何かそんなメジャーでもないけど弱くもないチームという感じで。

なかなか楽しめています。

スペインとかプレミアとかのメジャーどころのリーグはイマイチとしても、フランスリーグ体験ゲームとしては超一流かもしれない。