体調もだいぶ戻ってきたので「ホワイトライオン伝説」をもう一度…、やる気力は起きなかったので、もう少し遊べそうなソフトを幾つか買いそろえてきました。
まずはこれ、「ヘラクレスの栄光Ⅱ タイタンの滅亡」。
今は亡きデーターイーストの看板RPGシリーズだった「ヘラクレスの栄光」の2作目です。
スーパーファミコンの「ヘラクレスの栄光3」「ヘラクレスの栄光4」は遊んだことありますし、名作なので(特に3)復刻もされてますが、1や2は復刻がないのでファミコンで遊ぶほかないんですね。
そして、元祖「闘人魔境伝 ヘラクレスの栄光」は昔遊んだことあるのですが全てが微妙すぎるゲームだったのです。
小学生当時遊んでみたかったのですが、ファミコンなかったので、自転車で大きな書店まで行って、攻略本立ち読みしてました。
そんなわけで今回購入。中古価格も比較的高くて2000円くらいでした。
オープニング、ナナ王国から旅立つ主人公。
前にちょっとだけニコニコ動画で見たのでわかるのですが、何も知らなければ最初でいきなり詰まりますね。
主人公を旅に行かせたくない母親が手紙を隠しているので、これを見つけないと最初の街から出られないのです。ほぼノーヒント。
冒険の旅を続けて仲間になるのは、勇気を求めるケンタウロス、心を求める青銅の女神像。
能力的にはケンタウロスは、ドラクエⅡで言えばサマルトリアの王子(攻撃そこそこ、回復そこそこ)で、女神像はムーンブルクの王女(魔法攻撃特化)です。
心の欠けた無機質系ヒロインというのは、綾波レイとかの先駆けかもしれない。
戦闘画面はこんな感じです。
敵キャラのデザインとかけっこう良いと思います。コミカルだけど、ちゃんと強さや不気味さも表現できている感じが(主人公の名前は適当に「ゆりうす」にしてしまったのですが、よく考えたらそれってローマの名前ですね…ギリシャ神話ではない)。
ゲームバランスは、当時のゲームとしては割と取れているほうだと思います。
エンカウントとか、今の感覚だと多すぎるし、あと、敵の特殊攻撃の頻度や命中率も高いのでけっこう厳しくは感じますけどね。
毒やマヒ攻撃が多いのも厄介ですが、それ以上に「武具破壊」攻撃が来ることがあるのがきつい。修理システムなどないので破壊された武具は装備欄から消えます。普通はそういう強烈な特殊技って終盤の敵だけだったり、何かの予備動作があるものなんですが、レベル10台、つまり序盤くらいで出てくる「山ヤギ」みたいな普通の敵が何の前触れもなくそれをやってくるのです。山ヤギ4匹くらい出現すると武具の1つや2つは破壊を覚悟しないといけない。
まあ、武具が比較的安いので買いかえればいいのですが(安いなあと思ってたけど、こういうことか…と後で理解しました)、ダンジョン攻略途中だったりすると厳しいですね。
そんな感じでちょっとずつ遊んでます。