実機のスーパーファミコンで久々に『ストリートファイターⅡターボ』のような格闘アクションを遊びたいなと思ったのですが、自宅のスーパーファミコンのコントローラーの十字ボタンが、特に左上方向に入らなくなっていたのです。
ボタンを押しても反応しない。
したがって、画面左から飛んでくる波動拳を避けられない。
買い替えようかな?と思ったのですが、中古のコントローラーも大概高いんですよね。
さすがにレトロフリーク(レトロゲーム専用の互換機)まで買っちゃうとただでさえ雑然とした部屋がさらにごちゃごちゃしそうだし。
そこで、インターネットのHPを参考に自分でスーパーファミコンのコントローラーを分解してみました。
もしかして悪化するかもだけど、左上が入らないんじゃ仕方ないので。
細身のプラスドライバーがあれば案外簡単でしたね。
中を見ると、やっぱり十字ボタン付近にホコリが付着してました。
アルコールに浸した綿棒を使うと良いみたいですが、消毒用アルコール買ってなくて自宅にはハンドソープしかないので、仕方なくウェットティッシュと綿棒で内部を掃除しました。
そして再度組み立て。これも5分かかりません。
実際やってみると、まあ、多少改善されました。
完ぺきではないですけど、70%か80%程度まで回復した感じ。たまにうまく反応しませんが、きちんと左上ジャンプもできます。
コントローラーの中身を初めて見てちょっと感動したのですが、十字ボタンの基盤は上、右、左、下に端子みたいなエリアがあるんですね。
十字ボタンの裏はゴムになっていて、十字ボタンの上を押すとそれが端子に接触して、指令(コントロール)がゲームに伝わる。
そうすると、ずーっと、十字ボタンの上を押すと素直に十字ボタンの上が通電して信号が本体に送られるものだと思い込んでいたのですが、違うんですかね。
電気の勉強したことないのでわからないですが(理系出身の方、思いっきり間違ってたらすみません)。
十字ボタンの上にゴム(絶縁体)が触れることで、右、左、下が通電したままになってるので、それが信号になるのかなと。
そうすると、十字ボタンで左、上(斜め上ジャンプ)を押すと、今度は右、下が通電したままになるので、その信号が送られるということなのかな?
ゲーム内のキャラは左上にジャンプしてるけど、指令となる信号は右と下の端子が発してると考えると、ちょっと面白いですね。