みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

東京五輪2020 女子バド・ダブルス ナガマツペアの準々決勝敗退(7.29)

優勝候補だったはずのナガマツペアも準々決勝で敗退。

この試合も(たぶん大会期間中は)NHKのサイトで見られます。

バドミントンの競技日程・スケジュール | 東京2020オリンピック | NHK

 

7月29日女子ダブルス準々決勝をクリックすれば試合の動画があります。

 

相手は、長身で落ち着いてるほうがキム・ソヨン(仁川国際空港)、やたら気合いが入ってるほうがコン・ヒヨン(全北銀行)だそうです。

桃田が負けた試合と同じく、韓国ペアはとにかく強打が多い。あと決めたときにめっちゃ叫ぶ。

特にコン・ヒヨンは銀行勤務のようですが「こんな銀行員がいたら嫌だ」というネタにできそうなくらい金切り声がすごいですね(マンドレイクみたい、とか言ったら怒られるかもしれませんが)。

 

ただ、桃田の負け方よりも惜しくて、最後はどっちが勝ってもおかしくなかったです。

 

敗因は(新聞記事とかの受け売りですけど)めっちゃ研究されてたことと、日本人女子にはあまり強打タイプの人がおらず、コロナ禍で海外遠征の機会が潰れたりしたことで、強打タイプの外国人ペアと当たった時のカンが十分に戻っていなかったこと、のようですね。

 

実際見ていても、特に松本のレシーブミスが多いのが試合の雰囲気に影響していて、スマッシュが体の正面に来た時に、フォアハンド・バックハンドのどちらで返すのか、オーバーハンド・アンダーハンドのどちらで返すのか(ちなみに韓国ペアはバックハンドで返すのが上手い)の一瞬の選択と重心の移動を迷ってしまっているのか、返せていないミスは、特に3ゲーム目で目立ちました。

一般的に、長身の選手はリーチの長さの代わりに懐に来る球には弱いとされているのですが、その通りの結果になっています。

ファイナルゲーム(3ゲーム目)は動画で言うと47分からですが、0-2 からのラリー や 2-5 からのラリーで対応できていないところを見せてしまい、それが終盤になって効いてきている感じですね。11-13からのラリー、12-13からのラリー(これは勝ってますが)、13 - 16からのラリー、14 ‐ 16 からのラリー、15 - 18 からのラリー、17 - 19からのラリー、18 - 20からのラリーであからさまに狙われてます。

 

これも相手ペアは研究してたんだと思いますね。松本の場合、コースを突くんじゃなくて正面を狙えば意外とミスするってのを。ちなみにこの韓国ペアは次戦で中国ペアに敗退してます。中国ペアは正面へのスマッシュの返しもしっかりしてました。

 

最後あと1点で日本が勝てる場面でのロングサービス連発も、狙われて格好のスマッシュの機会を与えてる感はあったんですが、ショートサーブミスも怖いところだから、ギリギリの選択として仕方ないのかなと。

ただ、スマッシュを打たせてラリーに持ち込むというロングサービスからの戦法と、先に書いた松本の正面でのスマッシュレシーブの苦手さとの食い合わせが悪くて、22 ‐ 23 からのラリーとか 24 - 25 からのラリーでは完璧に狙われてますね。

注目は 26-26 からのラリー(動画01:18:45から)。

この時の韓国ペアの合計7打(サーブ除く)の4打目以降は全部スマッシュで松本が狙われてます。すごいのが、松本の苦手な正面、正面、正面…と来て、次も松本が正面を予想して構えたところで、大きく松本の左側を狙ってるんですよね。

正面で構えようとしてた松本が対応できなくて見送ってますが、これは韓国ペアの戦略が見事というほかない。

 

敵の研究と健闘を称えるべきですけど、日本が負けた遠因はコロナのせいかな…。

桃田が陽性になったので日本代表のタイ遠征が1月に中止になってるんですが、それが響いた感はあると思います。

バドミントンに関しては、やっぱりコロナ禍での五輪なんかやるべきじゃなかったと思いますね。