さて、前回は若干批判的な記事を書きましたがゲームとしては十分に面白いです、「ときめきメモリアル2」。
キャラにより、ベストエンドを見るために必要な条件があったりする点では1より少し複雑ですが、ゲームシステム的な意味での難度は1よりも下がっていて易しいつくりになっています。
特筆すべきは「運動」と「根性」が上げやすくなったことですね。
遊んだことある人は分かると思いますが、ときメモシリーズ共通のシステムとして、文系なら文系、理系なら理系、特定の分野の力を上げていくと、その分野に関連するヒロインが登場するシステムになっています。そして、ヒロインが一人増える度に難度がだんだんと上がっていくわけです。
なので、1では主人公を下手に万能タイプにすると大変でした。終盤までは、運動や最低限に保ちつつ極端なガリ勉を育てるか、落第しない程度の学力を維持しながら脳筋に育てるかというあたりがけっこう大変。
しかし、2では「運動」を上げても選択肢次第で運動系ヒロインを登場させないことができますし、「根性」で登場するヒロインは、そこまで踏み込まなければ2年目以降対応する必要がなくなります。なので、学力が上がる部活(茶道部とか吹奏楽部)に加入しつつ運動を頑張っていれば、労せずして万能型を育成することができます。
「運動」と「根性」が上がるとどんなメリットがあるか。
体育祭で活躍できるほか、戦闘イベントに勝ちやすくなります。
写真の下手さは見逃していただくとして、ときメモ2の華(?)、戦闘イベント。
無駄にしっかりと作りこんであります。
「運動」が攻撃力、「根性」が防御力になるので、この2つのステータスは超重要です。
学力系ステータスは魔法使用(なぜか文系→火炎魔法、理系→氷結魔法のような対応関係)に繋がりますが、運動が高ければ素手で殴ったほうが効率が良い。
今はネットあるから情報がわかりますけど、1999年当時は家庭用のネットも黎明期だったので、この辺の攻略法が全然わかりませんでした。したがって、ベストエンドに必要な戦闘イベントが最も多い某ヒロインには手が出なかった。
今回は2回目の挑戦でクリアできたので良かったです。