みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

関ケ原(司馬遼太郎)読了

司馬遼太郎『関ケ原』読了しました。

いや、面白かった。

昭和のサラリーマンに愛読されたのも納得です。大衆小説的、あるいはビジネス小説的でありつつも教養も高まるという。

ビジネス小説というのは、この作品は終始、徳川家康と石田三成との明暗がどういったところで分かれたのか、将としての器の違いを描いているあたりからです。

江戸と昭和はもちろんのこと、昭和と令和もだいぶ違いますので、そこは割り引くとしても、日本人の心象、ものの考え方感じ方というのは底流では変わらないところはあると思います。そこに響くものがある。

 

 

関ケ原近辺の地理についてはGoogle Earthをアプリで参照しながら読んだので地形がわかって良かった。

岐阜県~滋賀県に旅行したくなりますね。