みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

物語 チェコの歴史

ゲームばかりではなく、たまには勉強もしないと、ということで。

一回、新書版で挫折していたんですが、電子書籍版で何とか読み切りました。

 

 

 

前に『ゴーレム』(グスタフ・マイリンク)読んだときに何でプラハにユダヤ人街があるのかわからなかったんですが、国王に保護されてきた歴史があったんですね。知らなかった。

 

あと、個人的に興味深かったのは産業博覧会のところで、19世紀末のプラハ産業博覧会では、今日まで残る産業宮殿(The Industrial Palace)が建設されたりしましたが、これは国内の機械工業を営むチェコ人経営者らから、要旨「俺たちの産業のレベルを世界にアピールする機会を作ってくれ」という声が上がったために実施にこぎつけられたもののようです。

 

どっかの国で、万博やれば大儲けでっせ、と、国やどこかの政党がトップダウンに、学校やら関連企業にチケット売りつけて、誰も得しないわけわからんリングまで作って何か開催しようとしてるのとは全然違うってことですね(ほんとに被災地に建設資本つぎ込んだほうが良いと思います)。