みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

十津川警部 金沢・絢爛たる殺人

西村京太郎の十津川警部シリーズ、『十津川警部 金沢・絢爛たる殺人』も読みました。

 

 

でも、何かイマイチ?というか、題名の割には旅情もなく消化不良な結末でした。

いつの作品なんだろうと思って調べたら2019年作品。道理で。

外務省も関与する国家間の駆け引きや巨額のマネーが絡む事件ですが、なんか、十津川警部って、そういう事件似合わないですよね。そもそも警視庁とはいえ一介の警部がそこまで関われないでしょと思ってしまう。

前に書いたとおり、スマホ時代には輝けない存在というか、昭和〜バブル時代の愛憎劇、そしてローカル線や寝台特急あってこその存在という感じですね。