天皇陛下が動画で国民にほぼ直接お言葉を伝えるとは、時代を反映してますね…。
昭和天皇の時代ではおよそ考えられないことで。
まあ最近の医療技術はすごいから、もう正直判断能力を失ったような段階に至っても、生き続けることはできますからね。
でもそんな状態で象徴としての天皇を続けていても仕方ないじゃないか、と平たく言えばそう言うことなのかなと思いますね。判断能力を保ってるうちに(御年82歳なのにすごいなとは思いました)、伝えておきたかったのかなと。
今の時代だと、スマートフォンという、昭和の時代からすれば有りえないレベルのデバイスを各自持ってますから、式典の際にちょっとしたふらつきとか言い間違いがあっても、すぐに全国民に配信可能ですからね…。
見なかったことにできた昭和とは、これもまた違う。
我々庶民だと「疲れた」とか「だるい」「仕事したくない」って平気で言えますけど、皇族の方々は絶対それが無理ですからね。
ある意味で、何というか。
いろいろ制約されている分、生活の心配はないんでしょうけど。
国民も考えないといけない時代に来ているのかもしれない。