みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

FF15発売前に思う

PS4を買ったとして、ペルソナ5は遊ぶだろうけどFF15はなあ…。

 

先行トレーラー(宣伝動画)で、何でファンタジー世界にアスファルト舗装の道があって、普通の車が走ってるのかってところで違和感半端なかったですね…。

少しは「ソードワールドSFC」(ひとつ前の記事)を見習ってほしい。敷居はかなり高いものの、剣と魔法に調和した世界観とグラフィックは、SFCレベルであっても素晴らしいと思う。

 

逆にFF15のように車だけじゃなくガソリンスタンドとかがある現代風の世界観で、剣振り回されたり、ケアルとかファイア使われたり、召喚獣使われたりすると、これも違和感半端ないですし。

車を降りて、銃持った兵士たち相手に片手剣で戦うとか…。

剣ってファンタジーではスタンダードな武器ですけど、本来けっこう非効率な武器ですよね。槍のほうが実用性高そうだし(ちなみに「ブシドーブレード弐」はゲームですが槍が最強でした)。

それ言ったらFF7もそうですけど、世界観もグラフィックもそこまでリアルに徹してない分、まだ違和感は少なかったんですね。

 

スタッフは製作に当たって実際にアメリカとか旅行したみたいですけど、アメリカ旅行してもアメリカっぽい風景しかできないですよね。だったらFF15遊ぶよりもGTAやったほうが楽しいってことになるし。

GTAは都会ばかりじゃなくて、田舎ののどかな風景も再現してるから支持されてるわけで(GTAサンアンドレアスで、山の中の湖で泳いだりするのはわけもなく楽しかった)。

アメリカンな雰囲気を出したいなら、FFである必要はないし、アメリカを舞台にした別ゲームにすればいいだけですよね。

努力の方向性がずれてる気がする。

 

旅行なんかしなくてもファンタジーな光景は描けると思うのです。むしろ空想力高めるために必要なのは、旅行とか外交的な活動とは正反対のことじゃないかと思う。

例えばですけど、「サンサーラナーガ2」の第1階層の終盤のダンジョンは、よくあんな寂しくも荘厳な雰囲気の場所を描けるなあと思いました。現実にはあり得ない光景で。

ああいうのを3D化してくれたら、アメリカとかその他の現実の雄大な風景以上のものができるんじゃないかと思いますけどね。

 

まあしばらく買わないので現時点ですが、トレーラー見た感じの感想でした。