Amazonレビューだと第3巻以降はやや失速気味?とのことなので、第2巻まで読んでみました。
第2巻は、本編の3作目「雪夜叉伝説殺人事件」、6作目「悲恋湖伝説殺人事件」、11作目「タロット山荘殺人事件」が収録されています。
本編をまだ未読の方なら、表紙は見ないで(ひどいネタバレ)、まずは本編を読んで感動していただくところからですね。

金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(2) (講談社コミックス)
- 作者: 船津紳平,さとうふみや,天樹征丸,金成陽三郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/02/16
- メディア: コミック
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で、読んでみて、たしかに面白かった。
個人的には「タロット山荘殺人事件」が特にツボに入って、読み進めるたび笑いが止まらないほどでした。
これは本編が20年前、しかも「金田一少年の事件簿」の全盛期の作品群だからこそ許される感じですね。
原作はいずれも超シリアスなので、たぶん20年前にやってたら総スカンだけど、今や初期作品群(個人的には18作目の魔人遺跡殺人事件くらいまでかなと…)は推理漫画の古典ですからね。今でも思い出せるネタで構成されてるのは良い工夫。
良く知らない作品とかでやられても絶対面白くないと思うし、これはこれでアリかなと。
作品の性質上、全18話くらいしか無理でしょうけどね。