みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

HUNTER HUNTER 37巻

『HUNTER×HUNTER』の37巻。

いつか連載されるかもしれない「暗黒大陸編」の前哨戦であるはずにも関わらずやたら長くて休載続きな上に評価の低い「王位継承戦編」の続きです。

私設兵とマフィア絡みのロジックがうんざりするほどややこしく追いきれないのが低評価の理由かと思いますが~…これはこれで面白い部分もあるのかな。

 

 

ただ最初は咬ませ犬かなと思ったキャラが案外しぶとく活躍してたりする、その辺の技量は作者一級のものがありますね。

皇子達をはじめとする登場人物も、最初わけわからん人だったのが、だんだんそれぞれ魅力があるように思えてきました。印象的だったキャラを何人か。

 

ベンジャミン ‐ 筋肉バカな見た目だが知性的で部下の信望も厚い。

カミーラ ‐ ある理由で被差別民を私設兵に起用。

ツェリードニヒ ‐ 極悪ではあるが自分の能力修行には真面目。

ツベッパ ‐ 噛ませ犬っぽい見た目でかなり綿密に思考。

ハルケンブルグ ‐ この巻で一気に覚醒して最強皇子候補の一角に。

ホイコーロ王 ‐ やはり強い。そしてセリフも何かカッコイイ。