みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

龍虎の拳

『龍虎の拳』はNEO GEO全盛期の1992年にアーケードとNEO GEOで発売された対戦格闘アクションです。

PS3のゲームアーカイブスで『龍虎の拳』シリーズ3作を遊べる『龍虎の拳 天・地・人』をダウンロードしてみました。

 

龍虎の拳

龍虎の拳

  • 株式会社SNK
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(これはサントラですがパッケージ画像が当時のもの)

 

気力ゲージ(気力が切れると技を出せない)や超必殺技の概念が導入されています。

必殺技が文字通り必殺級の威力がある一方で、必殺技だけにそんなに乱発できないのですね。そういうところで、飛び道具持ちが圧倒的に有利だった従来の対戦格闘とは一線を画したものにしようという意気込みはありました。

 

他にも斬新な試みはありますが、当時一番衝撃だったのが画面の拡大縮小ですね。近接すると、100メガ(当時はアーケード、つまりゲームセンターのゲームでないとできない容量でした)の威力を遺憾なく発揮してド迫力のズームアップになります。

 

当時持ってなかったし、近所のスーパーにあったNEO GEOは1台だけだったので、混んでました。『龍虎の拳』は一度やったかどうかくらいで、私は比較的難度が低めな『ワールドヒーローズ』を遊んでた気がします。

今の若い人はNEO GEO知らないと思いますが、「100MBショック」の触れ込みで有名だった、ゲームセンターのゲームをそのまま自宅で遊べる奇跡の連携システムです。ソフトが1本30000円代と超高価でした。当時最新の家庭用ゲーム『ファイナルファンタジーⅤ』が16MBですから、その容量の差は歴然ですね。

なぜか「龍虎の拳 上達への道」とかいう(詳しい題名は憶えてないですが)ビデオが自宅にあって(TSUTAYAのおまけだったかな)、仰々しいナレーションで龍虎の拳の攻略法や対戦でのコツを解説してました。それを居間で流しつつ手元では『Sa・Ga3 時空の覇者』を遊びながらお留守番という過ごし方が多かったです。

 

ただ、30年越しで実際遊んでみると意外と難しいですね。

難易度ノーマルだとステージ1しかクリアできません。

難易度イージーでようやくラスボス戦まで行けました…が、ラスボスが強すぎて全く勝てません。

攻略ビデオ見たほうが良いのかなあ。