寒風の中ウォーキングしたせいでうつらうつらとしながらですが、クリアしました。
今年初めころに大幅に進めて、その後積んでいた『シャダム・クルセイダー 遥かなる王国』。
3DSのバーチャルコンソールです。
前回記事
終盤はプレステ1以降のゲームに慣れた身からすると結構歯ごたえのあるバランスでしたが、攻略サイトと、回復が実質無限なので(後述)、何とかクリアできました。
まあスタンダードなRPGという感じでした。
なかなか新鮮だったのがステータス以上の「毒」が他のゲームと比べてかなり強烈なことで、4ターンか5ターン治療せずに放置すると残りHPを問わず戦闘不能になるんですね。ただ、敵も同様なので、毒を用いた攻撃はけっこう強いです。この辺はアラビアン・ナイトっぽい。
主人公パーティ。絵柄(ドット)が丁寧ですね。女性不在という、和製RPGとしてはけっこう珍しい構成です。今ならたぶん、魔人は女神とかに差し替えでしょうね。
パーティ編成も独特で、人間は魔法が使えません(現実的には当たり前ですが)。
攻撃・回復・補助の魔法は全て魔人が担います。
魔人は見た目に反して耐久力が非常に低く力も弱いので(煙の魔人なので当たり前ですが)、物理攻撃は人間メンバー3人が行い、魔人は回復や補助で補佐するようなかたちになりやすいです。
ダンジョン探索の途中で魔人のMPが尽きたらどうするんだということですが、「ハワルタート」という魔法で魔人だけを戦闘から離脱させると、戦闘後にMPが少し回復しています。なので、敵を倒せる目星がついたら魔人を離脱させてこまめにMPを回復させる。これが終盤の基本戦術になります。
人間メンバーはそれぞれ一長一短で、
王子(主人公) - 腕力高い、体力中くらい、素早さ低い
シンドバッド - 腕力とても低い、体力高い、素早さ高い
シート - 腕力やや高い、体力やや低い、素早さ中くらい
という感じなので、それぞれのキャラに合った立ち回りが必要になります。
シンドバッドは、敵に毒を与える「どくどくソード」(ネーミングが…)が終盤で手に入ると、けっこう活躍してくれます。
普通のRPGがなくアラビアン・ナイト風RPGという珍しいジャンルを押し出したのは(商売的に成功したか否かは別として)流石にセガです。