セタのファミコンRPG「シルヴァ・サーガ」クリアしました。
エンディングはあっさりでしたが、なかなか面白かったです。
正統派のRPGっていう感じで、何か意味ありげな地形があって、そこに謎が隠されてたり、そういうのがファンタジー感があって良かった。
前回記事
戦闘は、ラスボス戦を除いて割と簡単でした。
ラスボス戦だけは、しっかり回復アイテムを残しておかないと厳しいです…が、実はこのゲーム、一部の貴重なアイテムを除いて、「一度ダンジョンから退出すれば宝箱が復活する」という謎の救済措置がはたらいているので、中盤以降は強い武器や、MP全回復アイテムなどが入手し放題です。
なので、よっぽどのことがない限り、クリアはできます。
ファミコンRPGにしてはほんとに易しいゲームバランスですね。
敵デザインはけっこう気合が入ってます。
これは海上での戦闘。
終盤の戦闘。これもかっこいいですよね。
ファミコン時代のRPGを知ってる人からすれば出色の出来であることはお分かりいただけるかと思います。
けっこう、ポップ路線という体で逃げて敵キャラのデザインがイマイチになってるゲームとかもありますからね。
グロくなり過ぎない、かと言ってきちんと強そうな敵をデザインすることから逃げてないのはすごいと思います。
ちょっと思ったんですけど、何かデザインの傾向がアスキーの「RPGツクール3」(RPGツクールシリーズで最高傑作との評価も多い)に似てる気もするんですよね。正統派なキャラデザインとか、光沢・陰影のつけ方とかですね。
いずれにせよ、ビジネス的にはそこまで振るわないことが予期されたであろうこのゲームで、ここまで入魂のデザインをしたことには敬服します。
ファミコンRPGとしてはなかなか良作なので(難易度も低いし)、配信とかしたらけっこう人気出るんじゃないのかな、と思ってます。