みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

雷龍楼の殺人

何か電子書籍ですごい触れ込みしてたので読んでみました…が!

ま〜、悪くはないけど、5段階評価だと★3、くらいですかね。

 

とにかくもったいないというか。

まず富山県を舞台にして、地元ネタも多い本格推理小説というところでなかなかレアですし、最初の事件、次の事件と起きていくあたりのスピード感や盛り上げ方も良い。

終盤までは、本当にドキドキしながら解決編に期待して読み進めていたわけです。

でも結末が…。

 

 

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、おーい!みたいな。なんだろう、絶好機でトリックプレーして外すみたいな。

そこで勝負から逃げるなよー、正面から解決してほしかったよー、という感じ。

せっかくの良い道具立てが…。

文体などは割と好きなので、次回作に期待。