Steam でセールしてたので残りのシリーズ全作品購入してしまいました、『メモリーズオフ』シリーズ。
シリーズ第3作品『想い出にかわる君 ~メモリーズオフ~』。
第3作だけ、シリーズで唯一、シリーズ名が逆に副題になっています。新しいことへの挑戦を試みる趣旨だったようです。
しかし、何度もこのブログでは書いてますが、シリーズ最大級の駄作です。
でも私は一周回って割と好きです。
これ最初に遊んでたのってまだ、ほぼ社会人に成りたてで、自宅にネットもない時代だったから…遠すぎる昔。
オープニングの一幕。
今回はカッコいい系のメインヒロインなのですが…。
これも前に書いてますが、なぜかメインヒロインだけド素人の演技なのです。
あまりに不評だったのか続編「それから」にゲストとして登場したときには声優交代させられてて(?)、その後のシリーズ作品には登場しなくなるので、ある意味で貴重かも。
あと、この謎に金魚鉢を持った登場は、何かの伏線だったと思うんですが、特に意味もなかった気がします。
こういう、謎に伏線っぽく仕掛けておいて結局何もないというシュールなのを、狙ってやってたと思うんですが、遊んでる側としてはよくわからないんですよね。
謎謎ですと言われて、ずっと頭の片隅で気になってたのに、最後に、答えはありませんとか答えは自由ですとか言われる感じ。
シナリオ書いた人が、名作『Ever17 -the out of infinity-』と同じ人なのですが、絶賛された『Ever17』の後で、ちょっと逆におかしくなってたのかも。
ある時点で自分でも予想外の大成功を収めてしまうと、逆になんかフワフワしてしまって次はよくわからないことをしてしまうってことはあるので。
そんな感じで最初から最後までよくわからない作品ですが、湘南藤沢(この第3作からモデルとなる地域がさらに明確になってきます)の都会的な空気をゲーム内に再現しようとした心意気やよし。
好きなゲームなので、また何か記事書くかもしれません。