ラスト付近までからしばらく積んでいたのですが、久々に遊び直して、ようやくクリアしました。
前回記事
大貝獣物語必勝攻略法 (スーパーファミコン完璧攻略シリーズ)
- 作者: ファイティングスタジオ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 1995/01
- メディア: 単行本
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終盤のゲームバランスは非常に緩いです。
ガロウとキララがいれば、ですが。
ガロウはファイナルクローを連発、キララは実質的に無尽蔵のMPをもって全回復魔法を連発していれば大体何とかなります。
しかし主人公が弱い…。
魔法戦士的なキャラなのですが、ゲームバランスが圧倒的に
物理>>>攻撃魔法
なので、「攻撃魔法も使える」ってことがあまり意味ないんですよね。
使える特技も全て火属性なので、火に強い敵には無力。
ガロウと、あとはポヨン(物理タイプの貝獣)あたりがいれば主人公は道具を使ったり、中級回復魔法で味方をサポートする役回りになります。
主人公の剣も最終レベルまで強化するのが面倒だったので、イベント的には戻って強化すべきところを強化しないままでクリアしてしまいました。
頑張れば誰でもクリアできる程度のゲームバランス、冗長とも思えるイベント会話シーン、フラグ立てまくってからの自己犠牲展開、全体として小・中学生向けでちょっと教訓めいたストーリー…。
良くも悪くも全てが、むせかえるほどにSFC時代、和製RPGが最も輝いていた時代のスタンダードなRPGです。
一番良かったのは貝獣島かなあ。どこまでもどこまでも降りていくのがヴェルヌの『地底旅行』のようでした。
復刻してほしいですね。まあ、今の時代に復刻するなら有名な「バイオベース」は捕まった人全員助かる展開になるんでしょうけどね。