出荷本数が少ないことからレアソフトの一つとされており、カートリッジだけでも1万円くらいが相場の『レナスⅡ 封印の使徒』。
1996年アスミックから発売されたスーパーファミコンソフトで、『レナス 古代機械の記憶』(1992年)の続編です。
前作はSFC初期の作品ということもあって出荷本数が多かったのか時価500円くらいだと思いますが、こちらはレアです。
通販でやはり1万円くらいで買いました(箱付きだと大体15000円くらいか)。
1996年は、既にプレイステーションとかセガサターン、Nintendo64とかPC-FXという、32bitまたは64bitの「次世代機」がゲーム市場の中心になっていて、16bitのスーパーファミコンは旧世代機になりつつあったころですね。
『レナス2』も、そんなスーパーファミコン時代の晩期に出た作品です。
主人公は「神」、正確には「神」として崇められるものの、何もわからないまま長い眠りから覚めた少年です。
神殿の神官たちは目覚めた少年を「神」と呼び、至れり尽くせりしてくれます。
少年は神官たちに促され、伝説の「大統一」を成し遂げるため、4つの秘宝を集める旅に出ます。
行く先の街では人々に歓待され、皆が「神」による「大統一」を待ち焦がれている状況です。
で、これってどう見ても「上げて落とす」系の始まり方というか、その「大統一」って本当はやったらダメな流れ(フラグ)ですよね…と思うわけですが、とりあえず4つの秘宝を集めるために序盤を進めてます。
戦闘バランスはけっこう良いです。前作『レナス 古代機械の記憶』と異なり、魔法攻撃の威力がかなり高いので、属性をきちんと考えて魔法攻撃を当てていけば、そんなには苦労しません。簡単すぎず、程よい難度。
今のところ結構楽しめてます。